年末年始に親に聞いておくべきこと
2022年12月29日 12:08 PM
今年も残すところあと2日。
年末年始には、久しぶりに離れて暮らすご両親と過ごすという方も多いのではないでしょうか。
ご両親が後期高齢者に突入している場合には、この年末年始、ぜひゆっくりとご両親の「終活」について話し合う機会を持ってください。
「そんなこと、聞きにくなぁ」
と思われるかもしれませんが、ご両親のため、自分たちが困らないために、ご両親が「お元気な今だから」聞けることなのだということを前置きした上で、お話ししてください。
できれば、話し合った結果を、書き記しておくと良いでしょう。
【 人生の最終段階の医療のこと 】
● 口から食事が採れなくなった時に、どんな栄養摂取方法を希望するか。
・・・胃ろう、鼻や首筋から管を入れる、何もせず自然に任せる、など。
● 回復の見込みがなくなった時に、最期をどこで過ごしたいか。
・・・自宅、老人ホーム、病院、ホスピス等、など。
● 回復の見込みがない時の延命治療を希望するか。
・・・人工呼吸器、エクモ、心臓マッサージ、など。
【 正常な判断が出来なくなったときのお金の管理のこと 】
● 年金はどのくらい受給していて、どこの銀行口座に入金されるか。
● 取引のある銀行名・支店名、証券会社名・支店名をすべて一覧にしてもらう。
(ここで、無理に金額を聞いたりしない方が良いかもしれません)
● 借入金の有無。あるとしたら、どこからいくら借り入れがあるか、返済状況や条件。
● 医療保険、火災保険、生命保険の有無と一覧。
(入院した時に日額5千円もらえる保険に入っているのに、自分で手続きずに請求しそびれたら勿体ないと伝えましょう)
● 出来ることなら!!ご両親名義のメインの金融機関に、「代理人の届出」をしてもらいましょう。
これをしておけば、ご両親がご自身でお金の出し入れや振り込みが出来なくなっても、即、成年後見制度を利用しなければならないという事態を避けることが出来ます。
ただしその際には、ほかのごきょうだいとよく話し合って、後日のトラブルの種にならないように気をつけておきましょう。
親族を代理人に設定する制度は、各銀行によってさまざまですので、大手銀行の場合には下記をご参照ください。
(三菱UFJ銀行の場合:MUFJグループの「予約型代理人」サービス)
https://www.sc.mufg.jp/service/dairinin/index.html
(三井住友銀行の場合:「代理人指名手続き」)
https://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/dairi/
(みずほ銀行の場合:みずほ信託銀行の「認知症サポート信託」)https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/succession/ninchisho_support/index.html
それでは皆さま、良いお年をお迎えください。
株式会社OAGライフサポート
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おっしゃるとおりですね。親の生活全般のことって、子供は案外知らないものなんです。しかも、敢えて立ち入って聞かないのが普通です。
どうしても「死ぬ前提の話をするのか」とか、「親の資産を狙って、相続を待っているのか」と思われるのではないか…と、子供側も慎重になってしまいます。
親御さんがお元気なうちに、腹を割ってお話しすべきですね。
miyo様がおっしゃるように、葬儀やお墓の希望まで聞き取れたら最高です。
貴重なお話しをありがとうございました。