我が家に2つのお仏壇が!!
2023年2月3日 10:56 AM
地方のマンション住まいの60代男性(Aさん)から、お仏壇に関するご相談を受けました。
もともとAさんは、両親を10年ほど前に亡くしていたので、自宅マンションに小ぶりのお仏壇を置いていたそうです。
そして最近、Aさんの奥様の母親が亡くなったそう。
奥様は2人姉妹の長女。妹も嫁いでいます。
そこで、これまで母親がひとり暮らしをしていた実家にあった大きなお仏壇が、長女であるAさんの妻の自宅にやってき来たという訳です。
60歳代前半の夫婦ふたり暮らし。
子どもも出来なかったので、さほど広くもないAさんのマンションに、小ぶりの仏壇と大きな仏壇・・・仏壇が2つになってしまいました。
しかも、一方は浄土真宗、もう一方は日蓮宗。宗派も別々です。
これまで、自宅にお仏壇が2つあるのは、良くないと言われてきました。
「家の中で、ご先祖様がくつろげないから」とか、また、お仏壇はもともと「自宅に置く『小さなお寺』」として普及してきたので、複数のお仏壇を置くことで、「信仰の方向性がバラバラになってしまう」と考え、嫌がられたとも言われています。
しかし現実を見れば、これだけ少子化が進展しているのですから、お墓と同様、行き場のないお仏壇が増えていくことは明白です。
最近では、家の中にお仏壇が2つあっても、「同じ部屋に置かなければいい」とか、それぞれの家が納得すれば「お仏壇を一つにまとめて良い」とか、お寺の方でも妥協案を認めるようになってきているようです。
ただし、お仏壇を処分しなければならない場合には、「魂抜き」「閉眼供養」「お焚き上げ」などの方法を取ることが多いでしょう。
いずれにしても、お位牌やお仏壇についても、〇〇家の祭祀財産として代々承継していくという考え方には、もはや限界があるようです。
自分の代で終わりにするということは、勇気のいることかもしれません。
しかし、次の代に先送りにしてしまうことが、良いこととも思えません。
次の代がいなければ、「魂抜き」も「お焚き上げ」もされることなく、単に処分されてしまうことになるかもしれません。
親族といっても長年交流のない甥姪しかいないという子供のいない「おひとりさま」の場合、お位牌やお仏壇を甥姪に引き継がせて迷惑をかけないために、ご自分の火葬のときに、ご先祖様のお位牌を一緒に棺にいれてもらい、もうご自身のお位牌は作成しない!という方もいらっしゃいます。
お墓のことはもちろん、お位牌やお仏壇の行方についても、今のうちからじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
株式会社OAGライフサポート
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