私はケアマネジャーですが

若年性認知症の義妹の介護は

戸惑うことばかりでした

今は施設で暮らす義妹ですが

介護の始まりからのことを振り返りながら

ブログに綴ってみます

1）認知症の始まり　家族の不安

同居の義妹は

2019年3月に

保育園を退職した頃から

物忘れが目立ってきました

「認知症かも？」と

最初に気がついたのは私でした

どんなことから気づいたかというと

・お財布を無くす

・道に迷うことが増えた

・暗証番号を忘れてお金を下せない

・意味がわからないラインが増えた

・ミスしても謝罪の言葉がない

　などです

「たぶん認知症に間違いない」と

一番確信した出来事は

迷子になって

かなり遠くまで電車で行ってしまった時に

（その頃は携帯を持っていたので

連絡を取りながら帰宅できました）

「なんでそんな所に行ったの？」の問いに

全く説明ができず

他人事のように答えた時でした

認知症の始まりは

物忘れ

理解力の低下

精神的に混乱する

怒りっぼくなる

などの症状がありますが

義妹の場合は

感情がないような

話が通じないような感じがしました

だけど

「認知症じゃないか？」と感じても

夫や義母に伝えるのに

とてもためらって

しばらく言えませんでした

若年性認知症の始まりに

困惑するのは当たり前です

まずは

「認知症かな？」と思ったら調べて

周りに相談できる人を見つけて

気持ちを話すことから始めてみませんか？

〜介護一人で頑張らないで〜

介護者メンタルケア協会

中島恵子