高齢化するマンション
2023年4月12日 8:16 PM
読者の皆さまの中にも、分譲マンションにお住まいの方も数多くいらっしゃると思います。
これから分譲マンションでも問題が顕在化してくるだろうと言われているのが、認知症の住民の数の急増です。
分譲マンションの管理人に対するとあるアンケート調査では、認知症と思われる入居者に「対応したことがある」と答えた管理人が3割近くいたそうです。
しかしこれが、1980年以前に完成した築40年以上の「高経年マンション」では、「対応経験あり」が約半数に達したとか。
40歳のときに新築マンションを購入したとしても、80歳になった時点では築40年になっていますから、納得できるアンケート結果だと思います。
管理人が対応した認知症と思われる入居者の事例としては、
「デイサービスの予定のない日に、エントランスで待ち続ける」
「隣人が家に侵入して、家財を盗んだと訴える」
「指定日以外のゴミ出し、ゴミの散乱」
「オートロックが開錠できない」
など。
認知症高齢者と関わる仕事に20年携わっている筆者も、「あるある」と首を大きく振って同意することばかりです。
認知症というのは、誰にでも起こる可能性のある症状ですから、これからの分譲マンションでは、「認知症フレンドリー」な住宅を実現していくべきでしょう。それが、分譲マンションの資産価値の維持にも繋がっていくのではないでしょうか。
例えば、認知症高齢者のゴミ出しに問題があったときは、「注意」するという対応をしてしまうと、本人がゴミ出しに恐怖を感じて、ゴミを部屋に溜め込んでしまうなど逆効果になりかねません。
そんなときは、「今なら、燃えるゴミを持ってきてもいいですよ」と声掛けをして、回収前に誘導することを促すべきなのかもしれません。
終活のことなら何でもお問い合わせください。
株式会社OAGライフサポート
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