食べる力は、生きる力。口腔ケアから考える健康寿命
2026年8月27日 2:12 PM
先日、CareTEX東京’26夏で開催された専門セミナー
「『喰むこと』は最高・最強の口腔ケア! 死ぬまで噛んで食べるために今日からできること」を聴講しました。
講師は、ふれあい歯科ごとう代表、日本歯科大学附属病院 口腔リハビリテーション科臨床教授、株式会社WinWin代表取締役の五島朋幸先生です。
今回のセミナーで改めて学んだのは、「口から食べること」は、単に栄養を摂るだけではなく、心身の健康や生活の質(QOL)にも深く関わっているということです。
年齢を重ねると、「噛む力」や「飲み込む力」は少しずつ低下していきます。
一方で、口から食べることは、栄養状態や身体機能の維持だけでなく、認知機能への刺激、人との交流、そして日々の楽しみにもつながります。
中でも印象に残ったのが、
「元気な人は食べられる人」
という言葉でした。
「食べる力」を維持することが、いつまでも自分らしく元気に暮らすことにつながっているのだと、改めて考えさせられました。
セミナーでは、**「オーラルフレイル」**についても紹介されました。
「むせやすくなった」「硬いものが食べにくくなった」「食事量が減った」「滑舌が気になる」など、口に現れるちょっとした変化がそのサインになることがあります。
こうした小さな変化に早めに気づき、対応していくことが大切です。
また、食べる力の低下は身体だけの問題ではありません。
食事がしづらくなることで、人との食事を避けるようになり、外出機会が減り、さらに人との交流まで少なくなってしまう可能性があります。
「食べる」ことは、身体の健康だけでなく、人や社会とのつながりを支える大切な営みでもある。
そのことが今回のセミナーで特に心に残りました。
日頃から、
・よく噛んで食べる
・食事そのものを楽しむ
・毎日の口腔ケアを続ける
・定期的に歯科を受診する
など、できることから意識していくことが大切です。
普段は当たり前に感じている「食べる」という行為。
しかし、その当たり前をいつまでも続けられることが、健康寿命や生活の質を支える大切な要素なのだと学ぶ機会となりました。
MySCUEでは、シニアの方はもちろん、親のこれからの暮らしや介護について考え始めた潜在的ケアラーの皆さまにも、日々の健康や豊かな暮らしにつながる情報をお届けしてまいります。
これからも、介護・シニアケアに関するさまざまな学びや気づきを発信していきます。
\今日の一句/
いつまでも おいしい笑顔 その口で
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