音の日に考える~聞こえるを支える、音のバリアフリー~

2025年12月5日 10:09 AM

こんにちは アビリティーズジャスコです。

 

12/6は、「音の日です」。

1877年12月6日にトーマス・エジソンが蓄音機(フォノグラフ)で世界初の録音・再生に成功したことを記念し、1994年日本オーディオ協会によって制定されました。

音に対する感謝や音に関わる産業や文化の未来を見つめる日でもあります。

 

先日、聴覚障がい者のオリンピックとも呼ばれる「デフリンピック」が、東京で開催され、デフアスリートたちの活躍が記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

大会では、ランプや旗、コミュニケーションボード、サインエールなど、音を補うさまざまな工夫が取り入れられていました。

今回は、「音の日」にちなんで音に配慮が必要な方が、より快適に過ごせるための工夫や、「音のバリアフリーについてご紹介します。

 

   音のバリアフリーとは?

「音のバリアフリー」とは、音に関する困難を抱えるすべての人が、安心して暮らせる環境を整えることです。

たとえば…

・視覚障害のある方や、高齢者が、音によって情報を得られるように。

・聴覚障害のある方や外国人旅行者の方々が、文字や視覚的サポートを受けられるように。

・音に過敏な方が、不快感を感じず過ごせるように。

誰もが「聞こえる・伝わる・伝えられる」環境を過ごすことが、音のバリアフリーの第一歩です。

 

   暮らしに寄り添う音の工夫

・日々の暮らしの中では、音に配慮されたアイテムや仕組みが、たくさんあります。

 

コミュニケーションを助ける

声や言葉を意味があるものと認識し、意思を伝え通じ合うことに役立ちます。

・PC/スマホの文字・画像⇔音声変換、

・補聴器、集音器

・スマートスピーカー

 

テレビからの情報を得やすくする

音の見える化や音をより聞こえやすくします。

・文字データ放送、

・テレビの音声が聞こえやすい専用スピーカー

 

ドアベルの音/目覚ましアラーム

光や振動で音を表現し認識します。

・LEDライトやフラッシュランプ、

・振動パッド、スマホ通知、腕時計・リストバンド型アラーム

 

家電操作もやさしく

声で御自宅の家電を操作するだけでなく、家電が音声を発して情報を知らせてくれます。

・声で操作できるスマート家電、

・音声でお知らせしてくれる機能、

・外出先から、スマホで操作

 

外出先でのサポート 

音声での説明、案内。 図を指差しすることで意思表示が出来ます。 

・スマホのアプリや信号など公共設備の音声ガイド

・コンビニのコミュニケーションボード、や多言語対応ツール

 

音に過敏な方へ

自分に合ったグッズを活用することにより快適な環境を整えることができます。

・ノイズキャンセリングヘッドホン、

・耳栓、イアマフラ(遮音タイプ)、

・環境音アプリ

 

こうした工夫は、誰かの「聞こえづらさ」や「音のつらさ」をやわらげ、安心して過ごせる空間づくりにつながっています。

 

 

   やさしい音 を届けるアイテム紹介

【集音器】Estus(エスタス)

 

  

 

・聴覚障害などがない健聴者を対象としており、言葉が聞き取りづらくなってきたなどの、軽度難聴の方向けの集音器です。

音質が良く、はっきり聴こえるため、病院、行政機関の窓口など様々な場所で活用されています。

また、ソーラーパネル搭載しているため、充電や電池交換が不要で、経済的で環境にもやさしいエコ仕様です。

 

 

音に配慮した工夫やアイテムは、実は私たちの身近なところに、たくさんあります。

「音の日」をきっかけに、暮らしの中にある"やさしい音”や”伝える工夫”に目を向けてみませんか?

誰かの聞こえを支えることは、誰かの安心を支えること。

そんな思いやりが、もっと広がっていきますように。

 

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