「クリスマスケーキ」と「終活」
2022年12月23日 5:39 PM
明日はクリスマスイブですね。
クリスマスと言えば、昔、女性の婚期を「クリスマスケーキ」にたとえていた時期がありました。
今にして思えば、ずいぶん失礼なたとえです。
令和の今、そんなことを言ったら、大炎上「一発アウト!」です。
どんなたとえかと言えば。
女性とかけて、クリスマスケーキと説く。
その心は、24までに売れないと、25以降は売れ残ってしまう。
つまり、女性は24歳までに結婚しないと行き遅れてしまうので、少しでも早く結婚しましょう・・・ということだったのです。
今の若者たちには、にわかに信じられないことでしょう。
だって、2021年の人口動態調査によれば、東京都の女性の初婚年齢の平均は30.5歳ですから。
「女性=クリスマスケーキ」の価値観は、明らかに変わりました。
結婚すること・子供を持つこと・家庭を築くことについて、
昭和の時代と、それ以降の平成・令和で、これだけ変化し、多様化している一方で、
家庭内における「家族の役割」の意識は、たいして変わっていないのが実情です。
いまだに「家族ありき」が原則の社会の仕組みのままなのです。
あなたご自身が病気や認知症になって、介護が必要になったとき。
あなたの人生の終盤戦のすべての選択や決定を、
無条件でご家族に任せても良いですか?
忙しい子ども世代に、すべてを担わせても良いですか?
また、あなたのご両親が近い将来、病気や認知症になって、介護が必要になったとき。
ご両親のその後の重要な意思決定について、
お子さんであるあなたがすべての決定権を持たされて、困ることはありませんか?
「終活」というのは、なにも「葬儀」や「お墓」を決定することや、
「断捨離」をするだけのことではありません。
亡くなった後を含む人生の終盤戦について、
そのときに必要となる意思決定を、あらかじめ自分自身で決めておき、
それを誰かに託しておくことです。
年末年始のこの時期。
皆さまも「終活」のはじめの一歩を踏み出してみませんか?
大切なご両親様の「終活」、
そしてあなたご自身の「終活」について、
このブログで、少しずつご一緒に学んでいきましょう。
株式会社OAGライフサポート
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