転ばない、あわてない。ベッドまわりのアイデア
2025年9月5日 10:09 AM
こんにちは アビリティーズジャスコです。
朝の目覚めの時に「起き上がるのが辛い」 「立ち上がりにくい」
また、立ち上がりや移動の際に、「転倒しそうになった」
そんな経験はありませんか?
一日の始まりはスムーズに迎えたいもの。
今回は、ベッドからの立ち上がりを助けるアイデアと
日常の生活動作に密接に関係する「フレイル」の視点からもポイントを紹介します。
① フレイルについて
最近良く 「フレイル」という言葉を耳にします。
フレイルとは加齢に伴って心身の活力が低下し、生活機能が阻害される「虚弱状態」を指します。
健康な状態と要介護状態の中間に位置し、適切な介入によって改善が可能な段階です。
身近な例としては:
▪ 階段の昇り降りが辛くなる。
▪ 移動の際、転倒しやすくなる。
▪ 噛む力や飲み込む力が弱くなる
などが,挙げられます。
② 起き上がり 立ち上がりの困難さ
ベッドや布団からの起き上がりにくさの要因には、次のようなものがあります。
▪ 筋力の低下
▪ 関節の硬さやひざへの負担
▪ 視力や認知機能の低下
これらにより身体の姿勢(バランス)が保ちにくくなり、転倒のリスクが高まります。
③ ベッド使用のメリットと高さ調整
ベッドの使用は自立支援につながります。
▪ 日常生活動作の維持
▪ 衛生管理のしやすさ
▪ 介助者負担の軽減
~ ベッドの高さ調整のポイント ~
▪ 一般的にはベッドに腰かけた際、膝とお尻が同じ高さになるように設定すると立ち上がりやすくなります。
▪ 高すぎると足が床につかず不安定に。低すぎると立ち上がりにくくなります。
▪ 就寝時は低床設定にすることで、万が一の転落時の衝撃を軽減できます。
※ 個人差がありますので自分が立ち上がりやすい位置に調整することをオススメします。
④ 手すりや補助具の導入のメリット
▪ すべり止めマット➡足元に体重をかけやすくなり、立ち上がりがスムーズに。
▪ 手すり➡足腰の筋力の低下により後方に傾きやすくなる身体を支え、前方への重心移動を助けます。
このようにベッドの適切な使用や補助具の利用で立ち上がりがスムーズになり
転倒を防ぐことができます。
それは、自立した生活を支える大切な要素です。
日々暮らしや生活が、より安心・安全の一助となればと思います。
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