加齢や出産などの影響を受けて、女性の体にはさまざまな変化が訪れます。その変化のひとつといえるのが、尿漏れです。くしゃみをしたり立ち上がったりした瞬間に漏れたり、トイレまで間に合わずに漏れてしまったり……。誰にでも起こることとはいえ、悩みやストレスになりがちです。そんな不安を解消してくれるのが、吸水ショーツ。今回はワコールが手がけるブランド<ウイング>が開発した画期的なショーツにスポットを当てます。

1. 前向きに過ごす毎日を考えて開発した、セパレート式ショーツ

レースや装飾のないミニマルなデザインの、<ウイング>の尿漏れ対応ショーツ。その商品名は、「セパレート吸水サニタリーショーツ」と言います。そう、“セパレート”と名付けられているとおり、いちばんの特徴はショーツと吸水パッドが分かれていること。開発を担当した宇野晃平さんはこんなふうに教えてくださいました。
 
 
「吸水ショーツの開発にあたり、一体どんなことが求められているのかをリサーチしたところ、洗濯などのケアがしにくいという声があることを知りました。そこで私たちは、ショーツとパッドが取り外し可能なこの仕様を目指しました。パッドが別になれば洗いやすさが格段にアップしますし、“厚みがあって乾きにくい”という難点も解消されます。尿漏れは体に起こる自然な変化ですから、使う方の負担にならずポジティブに付き合っていっていただけるということを大切にしました」
 
 
また、このショーツは尿漏れ以外にも使用できるという優れもの。
「パッドを取り外せば通常のショーツとして着用できて、ナプキンなどと組み合わせて使う生理用サニタリーショーツにもなる3WAYなんです」
1枚で3役。その日の自分のコンディションに合わせて使いこなせるというのは、何とも魅力的ですね。
前向きに過ごす毎日を考えて開発した、セパレート式ショーツ

2. 軽失禁25mLをしっかり吸収して逃がさない、その仕組みとは?

なめらかでさらっとした手触りのショーツと、メッシュ素材に包まれた吸収パッド。この2つには、一体どんな仕掛けがあるのでしょうか?
「このショーツは、軽失禁を5 mLと想定し、その5回分である25mLまでの尿漏れに対応しています。25mLをいかに閉じ込めるかという試行錯誤を重ねた末に、この仕様が生まれました」
 
まずはショーツ本体。クロッチ部分に注目です。
「クロッチ部分の素材は5層構造になっているんです。肌に当たる部分はメッシュで通気性をアップ。吸収拡散や抗菌防臭など、それぞれの機能性に特化した素材を重ね、ここに吸水パッドが加わるという仕組みになっています。水分を素早く拡散して、細菌の増殖を抑制し臭いを抑えながら、ショーツからの漏れもガード。」
 
そして肝心の吸水パッドについては?
「吸水パッドは軽失禁といわれる漏れに対応しており、クロッチのポケット部分に差し込んで装着します。パッド本体については、表地がメッシュ素材で、さらっとした肌触りが特徴。その中に、吸収体が入っているという構造です。パッドは体に自然にフィットするように、少し厚みをもたせているんです。使用後はパッドを取り外して、軽く手洗いしていただいた後に洗濯機で洗っていただけます」
 
ふんわりとボリューム感のある吸水パッドのおかげで体との間に隙間ができず、水分を効率的にキャッチしてくれそうです。生理用サニタリーショーツとして使う場合は、吸水パッドを外してOK。生理用ナプキンやタンポン、月経カップなどと組み合わせて使用してください。
軽失禁25mLをしっかり吸収して逃がさない、その仕組みとは?

3. 蒸れにくい、ひびきにくい。ショーツとしてのクオリティも追求

機能を搭載しているからこそ、問われるのがショーツ本来の働き。はき心地がよくて毎日愛用できるかどうか、という価値が問われます。
「こだわったのは、肌触りと伸びのよさです。通常のショーツとしてもはき心地が良いというレビューが数多く届いているんですよ」
 
カッティングにも技あり。ボトムス越しに透けやすいヒップラインの縁はフラットな仕立てになっているので、ラインが響く心配は軽減。程よい深さのはき込みと、どんな人にでもマッチするシンプルなデザインも、毎日のベーシックとして好感度大ですね。
 
色はブラックとグレイッシュブルーの2色。S〜3Lの全5サイズ展開で、3Lのみオンラインストア限定販売になっています。

4. 取材を終えて…

<ウィング>のブランドコンセプトには、「生活するからだと会話する」というスローガンが掲げられています。今回取材した吸水ショーツは、まさにその思いを具現化した商品ではないでしょうか。移ろいゆくコンディションを前向きに捉えることを、あと押ししてくれる要素が盛りだくさんに詰まっていました。
 
女性の体に起こる生理や更年期、尿漏れといった変化は、これまでずっと個人的な悩みとして受け止められてきました。自分ひとりで悩んで、格闘する…というような。しかし、そういった意識そのものが変わりつつあるようです。「何歳になっても、どんなライフステージに立っていても、自分に対して前向きでいられる」、そんなふうに明るい毎日を思い描けたら、心強いですね。
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著者:MySCUE編集部

MySCUE (マイスキュー)は、家族や親しい方のシニアケアや介護をするケアラーに役立つ情報を提供しています。シニアケアをスマートに。誰もが笑顔で歳を重ね長生きを喜べる国となることを願っています。

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