3日排便がなくて初めて「便秘」という状態になるといえます。

イチジク浣腸も便秘薬の一つですので、便秘という状態になってからの使用をおすすめします。
 

1. イチジク浣腸の効果

イチジク浣腸は、息んでも出ない、便意あるのに出ない状態の際の使用に効果があります。詰まって硬くなってしまった便に「直接」作用するのです。
 
イチジク浣腸の効果

2. 便秘薬との併用について

イチジク浣腸は便秘薬を服用していてもご使用いただけますが、便秘薬との効果が重ならないよう、注意してご使用ください。
 
例えば、就寝前に便秘薬を服用された場合、朝食後1時間位経過しても排便がなければ浣腸で排便を促せます。
 
また、便秘薬を服用していても3日排便がなければ、イチジク浣腸で排便を促せます。

3. イチジク浣腸の使用方法

基本はトイレの便座に座った状態で使用します。
 
1.イチジク浣腸のキャップを外します。
※容器本体を持って外すと、薬液が出る場合があります。
 
2.利き手に浣腸を持ち、便座に浅めに座り、手を後ろに回して、イチジク浣腸のノズルを肛門からゆっくりと挿入させます(肛門に入れにくい場合は無理に挿入させずにイチジク浣腸のノズルの先から、薬液を少し出してから使用すると、挿入しやすくなります)。
 
ノズルが隠れるまで挿入したら、容器をゆっくり押して薬液を注入します。
 
注入後、ノズルを抜き、トイレットペーパーを肛門部分にあてて、薬液が出てこないように肛門をギュツとしめ、便意が強くなるのを待ちます。
 
3.目安として、3分から10分待つと便意がおこります(待つ時間には個人差があります。また、症状により異なります)。便意が十分に強まってから排便してください。
 
4. 2本目の使用について
1本使用後、30分から1時間経過しても排便がなければ、2本目までご使用いただけます。ですが、便秘薬を服用されている、少量は出たがスッキリしないなどの場合は2本目の使用はされずに少し様子をみてください。
イチジク浣腸の使用方法

4. イチジク浣腸の主成分

イチジク浣腸の主成分は、やし・パームなどの植物油脂を原料とした、食料品にも含まれる天然グリセリンです。
 
便秘薬としては、即効性があり、比較的安全ですが、使用するかどうか悩まれている場合はお気軽にイチジク製薬お客様相談室までご相談ください。
 
お問い合わせ先(お客様相談室):03-3829-8214
受付時間は9時から17時まで(土、日、祝日を除く)
 
イチジク浣腸の主成分
この記事の提供元
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著者:イチジク製薬株式会社

イチジク浣腸は大正14年、田村廿三郎医師の考案により、「イチジク印軽便浣腸」として誕生し、今日まで多くの方々からのご支持を頂いてまいりました。
その間にはライフサイクルや食生活の変化だけではなく、高齢化社会の到来など健康に対する考え方も変わり、製薬会社としての存在価値が問われる時代となりました。
イチジク製薬は、“一人でも便秘に悩む人を救いたい”という創業者の思いを受け継ぎ、より多くの方に寄り添い、品質の高い製品をお届けし続けてまいります。

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