「二日酔いに効く」ことで知られる、しじみを使った体にやさしいにゅうめんを紹介します。しじみのうま味が溶け出しただしに、トマトのほどよい酸味が加わった“あったかスープ”は絶品。食欲がない時や疲れが残る日などにおすすめです。

1. 疲労回復をサポートしてくれるしじみのオルチニンを無駄なく活かして

しじみといえば、オルニチンを多く含む代表的な食品です。

 

オルニチンには、肝臓の働きを助けて体内の老廃物(アンモニア)を分解し、疲労回復をサポートする作用があります。体の代謝を整え、日々の元気を保つために欠かせない成分です。

 

そのため、食事や睡眠のリズムが乱れがちな時や、なんとなく体がだるい時に、しじみを取り入れるのはおすすめです。オルニチンは加熱しても壊れにくく、スープごといただける料理だとより効率的に摂取できます。

 

今回のレシピでは、しじみを水から煮ることでうま味を十分に引き出します。寒しじみは身が大きく、味も栄養も充実しています。トマトを加えることでうま味の相乗効果も生まれ、彩りとほどよい酸味がプラスされて絶品スープに。

 

のどごしがよく消化にやさしい“あったかそうめん”は、高齢の方にもぴったりです。

 

体の調子を整えたい時や、軽く食事を済ませたい時にぜひ作ってみてください。

 

MySCUE記事 健康レシピ オルニチン しじみ

 

2. しじみとトマトのにゅうめん|材料(2人分)

しじみ……200g 
ミニトマト……6個
長ねぎ……10㎝
にんにく……1/2かけ
そうめん……4束(200g)
粗びき黒こしょう……少々

 

A
しょうゆ……… 小さじ1
塩・こしょう……各少々


*料理のエネルギー・ 塩分は1人分です。


*野菜類は皮をむくなどの下ごしらえをすませてからの手順を説明しています。


エネルギー 403kcal 
塩分 2.0g
 

MySCUE記事 健康レシピ 寒しじみのにゅうめん

 

料理撮影:貝塚 純一


レシピ開発・調理:伊藤 晶子

3. 作り方

しじみは薄い塩水(水50mL+塩ひとつまみ、分量外)に重ならないように浸け、暗
い場所に2~3時間おいて砂を吐かせたあと、殻をこすり合わせて洗う。

 

ミニトマトは半分に切り、長ねぎは小口切り、にんにくはみじん切りにする。

 

鍋に湯をたっぷり沸かし、そうめんを入れる。袋の表示どおりにゆで、ざるに上げて流
水でよく洗う。

 

鍋に水(600mL 分量外)と水気を切った①を入れて中火で熱し、沸騰してアクが浮いてきたら除き、②のトマトとにんにくを加えて1~2分煮る。

 

④をAで味付けし、③を加えて温める。器に盛って長ねぎをのせ、黒こしょうを振る。

 

シニアのためのひと工夫:
今回はミニトマトを使いましたが、大きいトマトでもおいしく仕上がります。その場合は、食べやすい大きさに切って加えましょう。

この記事の提供元
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著者:伊藤 晶子(いとう・あきこ)

料理研究家・管理栄養士
料理教室FRASCO 主宰(福島県いわき市)

女子栄養短期大学を卒業後、料理研究家アシスタント、料理教室スタッフなど様々な食の現場を経て、2009年に独立。『栄養と料理』『レタスクラブ』『お料理家計簿』(講談社)などの料理雑誌でのレシピ提案や、料理教室講師、イベント運営、企業のレシピ開発、料理番組の裏方など、多岐にわたって活躍。2020年末にいわきへUターンし、現在は料理教室運営を軸に、東京へも出向き、食の仕事に携わる。確かな調理技術をもとに、作りやすさと美味しさを兼ね備えた、食べて笑顔になる料理を提案し続けている。『フィスラーの料理教室』(KADOKAWA)、『ラプンツェルと学ぶ 料理の基本(料理担当)』(KADOKAWA)、『おいしすぎる糖質オフカレー』(KADOKAWA)、『幼児から小学生まで 食物アレルギー栄養しっかりごはん(料理担当)』(女子栄養大学出版部)など著書多数。

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