入浴介助への道のり えみちゃんは認知症 67)
2025年10月3日 10:53 PM
今はグループホームで暮らす
若年性認知症の義理の妹の介護を
振り返って綴っています
入浴介助へ道のり
2022-05-27
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同居の義妹えみちゃんは若年性認知症
今、お風呂の介助は私の仕事
やっと腹をくくって
「私の仕事」って思ってやっています
ここに落ち着くまで
長い道のりでした(大袈裟?)
認知症になってもしばらくは
一人でお風呂に入れていました
次第に
お風呂に入った後
蓋もドアも開けっぱなし
そして
お風呂どうぞと言っても
お風呂場に行かなくなりました
一緒に連れてって
「入るので脱いでください」
といっても
嫌がるようになりました
(ここで私はブチギレた💢)
もう無理
デイサービスで入ってもらおう
しかし
若いえみちゃんは
デイサービスでも嫌がりました
家でも入れない
デイサービスでも入れない
泣いて嫌がる、怒る
着替えない
パンツを6枚履いてたり
臭いし、髪の毛ベタベタ
うわあ、もうどうすりゃいいの?
なだめてみたり
もう汚くてもいい、と投げやりになったり
そんな試行錯誤の末
今はやっと
まるで銭湯のように
私も一緒に浴室に入り
全て声かけて
シャンプーを手伝い
着替えを用意し、声かけて促す
「入浴介助」をすることにしました
入浴介助は
デイサービスでやってたから
抵抗はないけど
義妹にできるようになるまで
心が決まるまで時間かかりました
まだまだこれからも
心が定まらない事が出てくるんでしょうね
その度に「私はどうしたい?」
「そのために何をする?」
その問いかけで進んでいます
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介護者メンタルケア協会
中島恵子
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