1. 足腰が弱ってきた両親、クルマへの乗り降りが大変になってきた
最近、ご両親が外出を控えるようになってきていませんか?
病院への送迎、ちょっとした買い物やお出かけなどでクルマによる移動は便利ですが、乗り降りの際の一苦労が外出を控えてしまうお悩みの1つ。
ミニバンのようにスライドドアが大きく開くクルマは、間口は広いものの、階段のように上がるステップが足腰の弱い方には大変。支えてもらって「よっこいしょ」と乗り込む。自宅での段差の上り下りの苦労と同じ。コンパクトカーでも、シートに座るときには膝を大きく曲げる必要があったり、座面に深く座るのも大変です。
クルマは便利だけど、乗り降りを楽にしたいと思うことも多いはず。そんなご家庭におすすめな便利機能がついたクルマは各自動車メーカーでご用意しています。
2. クルマの選び方と各機能の特徴とは?
どんな機能がついているクルマがいいのか……お使いになる方のお体の状態にあわせて選ぶことをおすすめします。
杖を使って歩いたり、ゆっくり歩いたりはできるが、段差で足が上げにくいときは、段差を解消する機能「ステップ」がおすすめです。乗り降りの際に、「ステップ」が1段増えることで、大きく足を上げずに楽に乗降りすることができます。さらに3世代家族でお出かけするとき、この「ステップ」は小さなお子さんにもクルマへの乗り降りに安心です!
また、膝が曲がりにくい方や自宅では自力で歩けるけれど外出時に車いすを使用している方が乗られる場合には、シートが電動で回転し車外に出てくる機能がついたクルマがおすすめです。シートが電動で車外まで出てくるので、シートへの移乗も楽、さらにシートに座った状態のままでクルマに乗り込むことができます。シート座面は車いすの座面と同じぐらいの高さまで下げることができるので、車いすからの移乗の負担も少なくなります。
3. 日産 新型セレナには“乗降りをサポートするクルマ”がいっぱい
昨年秋に発売になった日産新型セレナには乗り降りをサポートするさまざまな機能がついたクルマをご用意しています。乗り降りのしやすさに配慮しスライドドア部にステップを装着した「ステップタイプ」、さらにシートが電動で回転・昇降することで乗降りを楽にする「スライドアップシート」。スライドアップシートは助手席タイプとセカンドシートタイプの2タイプを設定。さらに、車いすのまま乗り降りしたい方には「スロープタイプ」「リフタータイプ」をご用意しています。加えて日産新型セレナには、家族みんなにうれしい装備もいっぱい。ミニバンクラスNo.11の広々室内。バックドアには「ハーフバックドア」を採用しコンパクトに開閉できるため、狭い場所でも荷物の出し入れが可能です。もちろん、人気のe-POWER車もラインアップ2。100%モータードライブで高速道路でもおしゃべりが弾む驚くほど静かな車内、そしてe-POWERならではの優れたレスポンスとなめらかに続く力強い走りを実現しています。
1 :全高 1.8m以上の1.2~2.0Lクラス 7/8人乗りミニバン(2022年11月 日産調べ)