パソコンやスマホを使ったビデオ通話は便利ですが、機械の操作に不慣れなシニアにとってはハードルが高いものです。そこで今回は、シニアでも簡単に操作できる、本当にテレビでできるテレビ電話、操作もリモコンで簡単な「HOTLINE TV」をご紹介します。
テレビ電話の基本的な仕組み
テレビ電話とは、音声と映像を同時にやり取りできる通信手段です。インターネットや通信回線を利用して、相手の顔を見ながら会話ができます。
従来の電話が「声だけ」なのに対し、テレビ電話は「表情やしぐさ」まで伝わるため、離れていても相手の状況がよくわかり、安心感を得られやすいのが特徴です。
ビジネスでの活用方法
テレビ電話は、リモート会議や商談などビジネスシーンで広く活用されています。メールやチャットだけでは伝わりにくいニュアンスも、顔を合わせることでスムーズに共有でき、信頼関係の構築にも役立ちます。特に医療・介護業界では、オンライン診療や多職種会議などでも導入が進み、現場の負担軽減につながっています。
家族とのコミュニケーション
ケアラーのみなさんにとって、もっとも身近な活用方法は、離れて暮らすご家族とのコミュニケーションでしょう。画面を通じて顔を見ながら会話できれば「元気そうだ」と安心できます。
また、日常のちょっとした様子を共有できるのもテレビ電話ならではの魅力です。孫の成長を見せたり、食事や住環境の様子を確認したりと、文字や音声だけでは伝わらない情報を共有できます。これにより、親子双方の安心感が高まり、孤独感の解消にもつながります。
テレビ電話のメリット
テレビ電話の最大のメリットは、お互いの顔を見ながら会話できる点です。
介護を担うケアラーにとって、遠く離れて暮らす親御さんの表情や日々の様子を確認できるのは、何よりの安心につながります。声だけの電話では気づきにくい体調の変化も、顔色や表情、部屋の様子などから、いち早く察知できるでしょう。
また、移動の負担を減らせるのも大きな利点です。交通費や移動時間をかけることなく、ケアマネジャーや介護・医療サービスの担当者とやり取りできるため、ケアラーの負担軽減にもつながります。
考慮すべきデメリット
一方で、テレビ電話にはいくつかの課題もあります。
まず、高齢の親御さん自身がスマホやパソコンの操作に不慣れな場合、接続やアプリの起動でつまずきやすいという点です。また、インターネット環境が不安定だと映像や音声が途切れ、かえってストレスになることもあります。
さらに、セキュリティやプライバシーの面にも注意が必要です。利用するサービスによっては、アカウント登録や個人情報の入力が必須となるため、不安を感じる方も少なくないでしょう。
①ハードウェア型テレビ電話
ハードウェア型テレビ電話は、ビデオ通話に特化した専用の機器です。カメラ、マイク、スピーカー、ディスプレイが一体となっており、インターネット回線に接続するだけで、音声だけでなく映像も送受信できます。
このタイプは、シニア層やデジタル機器の操作に慣れていない方でも簡単に使えるよう設計されているのが大きな特徴です。よく見られる機能として、あらかじめ登録した相手にボタン一つでかけられる「ワンタッチ通話」や、映像が見やすい「大きな画面表示」などがあります。操作のシンプルさと、通信の安定性を求める方におすすめです。
②ソフトウェア型テレビ電話
ソフトウェア型テレビ電話は、お手持ちのスマートフォンやパソコンに専用のアプリケーションをインストールして利用するタイプです。LINE、Zoom、Skypeといったサービスがこれに該当します。
最大の魅力は、特別な機器を購入する必要がなく、今ある端末ですぐに始められる手軽さです。多くのサービスが無料で利用できる上、画面共有や録画機能など、多機能な点が大きなメリットです。
テレビ電話を始めるには、まず以下の基本的な準備が必要です。
・インターネット回線:Wi-Fiや光回線など
・必要な機器:カメラとマイクを備えたスマホ、パソコン、専用機器
・テレビ電話用アプリ:LINE、Zoom、Skypeなど
ソフトウェア型サービスの設定
ソフトウェア型サービスを利用する場合の初期設定の流れは以下の通りです。
1.アプリを端末にダウンロードする
2.アカウントを登録し、ログインする
3.カメラやマイクを許可する
4.通話したい相手を登録する
しかし、こうした手順は、デジタル機器の操作に慣れている人には簡単でも、不慣れな高齢者にとっては難しい場合があります。
「アプリストアで目的のアプリを検索できない」「アカウント登録でつまずく」「設定画面の内容が複雑でわからない」といった問題が起こりがちで、サポートする家族の負担が大きくなってしまうのが実情です。
HOTLINE TVなら、設定不要で始められる!
「HOTLINE TV」は、このような設定の煩わしさを解消します。
利用にあたって個人情報の登録は一切不要です。ご自宅にインターネット環境があれば、事前にインストールされたテレビからHOTLINE TVのアプリを開くだけで、すぐに利用を開始できます。スマホやタブレットの操作に不慣れな高齢者の方でも、安心して使えるのが最大の特徴です。
テレビ電話を利用していると、接続や通信に関するトラブルが頻繁に起こります。
問題点:接続できない
考えられる原因:・Wi-Fiが切れている ・アプリのバージョンが古い
解決策:・Wi-Fi接続を確認する ・アプリを最新版にアップデートする
問題点:映像や音声が途切れる
考えられる原因:・インターネット回線の速度不足 ・端末のスペックが低い
解決策:・通信環境を見直す(有線接続への変更など) ・不要なアプリを終了させる
問題点:着信に気づかない
考えられる原因:・端末を身近に置いていない ・通知設定がオフになっている
解決策:・端末を手の届く場所に置く ・通知設定をオンにする
最も多いトラブルは、「インターネット環境の不安定さ」です。特に無線Wi-Fiは、電波の状態によって通信が不安定になり、映像や音声の乱れを引き起こすことがあります。
有線LANケーブルへの変更や、より安定した回線プランへの見直しが有効です。また、端末のOSやアプリのバージョンが古いとエラーが発生しやすいため、定期的なアップデートも重要です。
●HOTLINE TVなら、テレビ電話がもっと安心に
こうしたソフトウェア型テレビ電話特有の課題を解決するのが「HOTLINE TV」です。
専用アプリが初めからテレビにインストールされているため、複雑な設定は一切必要ありません。アカウント登録や個人情報の入力も不要で、テレビとリモコンがあればすぐに利用を開始できます。
・リモコンのボタンひとつで簡単に通話開始
・テレビの電源がオフでも着信時に自動で画面が表示
・常時コンセントに接続されているため充電切れの心配なし
さらに、さまざまな用途でご利用いただけるよう、オプション機能も多数ご用意しております。
・1対1のビデオ通話機能
・ルームでの複数名でのビデオ通話機能
・自動着信受付機能:一定時間着信に応答しなかった場合、自動で通話状態に切り替わります。
・テレビ画面への着信表示機能:テレビ視聴中でもテレビ画面上に重ねて着信を表示し案内します。
・着信履歴機能:着信履歴が確認できます。
・短縮ダイヤル機能:テレビリモコンの番号を押すことで、ボタン1つで発信することができます。
より詳細なHOTLINE TVのイメージは、こちらでご確認いただけます。
離れて暮らす親御さんの状況は、電話だけでは分からず心配なもの。顔を見ながら話せるテレビ電話なら安心ですが、スマホやタブレットの操作は高齢者には高いハードルです。
そんな悩みを解決するのが「HOTLINE TV」です。使い慣れたテレビとリモコンで、誰でも簡単にビデオ通話が始められます。面倒なアカウント登録(個人情報の登録)も一切不要。ケアラーの負担を増やすことなく、スムーズに導入できます。
テレビの電源がオフの状態でも着信を知らせ、一定時間応答がなければ自動で通話につながるため、万が一の時の安否確認も可能です。
大切なご家族といつでも簡単に繋がり、お互いが安心して暮らすために、「HOTLINE TV」をぜひご検討ください。
【運営会社・お問合せ先】
株式会社エラン 事業開発部(佐藤)
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント 6F
Tel:03-6281-9815 Fax:03-6281-9816
私達は、お客様に満足していただける最高の商品とサービスを追求し、情熱をもった行動を通じて、心豊かな生活環境の実現に貢献します。
著者:株式会社エラン
サービス業(他に分類されないもの)
2003年に、病院への入院、介護施設への入所時に必要となる、衣類・タオルの交換サービス付きレンタルと紙おむつや日常生活用品の提供を組み合わせたサービス「CSセット」をスタート。
入院・入所セット業界のパイオニアだからこそ持つ豊富なノウハウから、2020年に、入院・入所中に限らず、入退院等におけるライフステージの変化に伴うさまざまなお困りごとを解決するご相談サービス「キクミミ」をスタートしました。
「ヘルスケア分野における困った!を笑顔に」をキーワードに、エランならではのこころに寄り添うサービスの提供に挑戦しつづけます。
https://kikumimi.kkelan.co.jp/