日々、高齢の親や配偶者を支えるMySCUE(マイスキュー)の読者の皆様のうち、在宅での介護に当たられている方の中には入浴介助における不安や課題を感じている方も多いのではないでしょうか。
入浴はリラックスや健康維持に大切な時間である一方、転倒や滑りの防止のためのサポートや浴槽への移乗など、介護をする方にとっては精神的にも身体的にも大きな負担を伴います。
今回は入浴に関して不安や課題を抱える方々に向け、750人を対象とした調査結果をもとに、リアルな入浴介助の事情と自宅での入浴をより快適にする方法をご紹介します。
●入浴介助で大変だったことを教えてください。
※2024年8月に45歳以上の大人世代37万人が在籍している中高年・シニア向けSNS“趣味人倶楽部”で実施したアンケート結果(男女750名回答。以下同)
身体的負担だけでなく、「転倒や滑りをケアするためのサポート(39.8%)」「入浴を抵抗することがあること(17.1%)」と、介護者のうち多くの方が精神的負担を感じていることが明らかになりました。
身体的負担だけでなく、「転倒や滑りをケアするためのサポート(39.8%)」「入浴を抵抗することがあること(17.1%)」と、介護者のうち多くの方が精神的負担を感じていることが明らかになりました。
●以前と比べて困難や不安を感じることを教えてください。
また、要介護か否かにかかわらず、30%以上(750名中239名)の方が、以前と比較して何らかの困難や不安を感じていることがわかりました。毎日安心して快適に入浴するためにも、身体の状況に合わせて浴室空間の見直しが重要であることが考えられます。
●入浴介助に関して、対策していることを教えてください。
●もっと早く対策をしておけば良かったことはありますか。
フリーアンサーでは、段差解消などのリフォームやリフトの設置といった声が寄せられました。また、介護者の負担を軽減するために、介護サービスの利用の検討といった声も挙がりました。
身体的にも精神的にも負担が大きいご高齢の方の入浴介助。しかし、大切なご家族や身近な方にはできるだけ安心して、ゆっくりと入浴を楽しんでいただきたいですよね。そんな悩みを和らげるため、
浴槽に浸かった後のように全身を温めることができるのが、LIXILの「ボディハグシャワー」という商品です。
●自宅介護がより快適に!ボディハグシャワーってどんな商品?
ボディハグシャワーは、LIXILが販売している製品。「シャワーだけで全身を温めることができる新感覚のシャワーです。
座った状態でもシャワーだけで全身を包み込むような温かさを感じられ、入浴後のような心地良さやぽかぽか感が得られることから、浴槽に入りづらく、介助を必要とする方やそのご家族の新しい入浴スタイルを提供する製品として、注目を集めています。
包まれる温かさのひみつは、10個のノズル!ボディハグシャワーなら、背中や腰まで包み込み、身体の芯まで温めることができます。
まるでお湯に「ハグ」されているような感覚であることから名付けられたボディハグシャワー。一般家庭でも数多く購入されている他、導入されている介護施設も続々と増えてきています。そんなボディハグシャワーは、なぜ介護に関わる方に選ばれているのでしょう? その魅力をご紹介します。
魅力①:たったの5分でぽかぽか
ボディハグシャワーは、10個のノズルから全身を覆うようにお湯が出るため、身体を一気に温めてくれます。シャワーだけの入浴だと寒くなりがちですが、湯船に浸からなくても湯上がり後のようなぽかぽかの感覚を得ることができます。
魅力②:浴槽への移動が不要で、介護の負担が軽減
シャワーだけで温まることができれば、介護時の身体的負担が軽減されます。
また、介護者がシャワーをかけ続ける手間が省けるだけでなく、浴槽への移動が不要となれば、転倒や浴槽で溺れるリスクも防げるため、安心して入浴を楽しんでいただけます。このような理由から、多くの介護施設でも導入実績がございます。
魅力③:被介護者から喜ばれる
アームやノズルの位置は自分好みに調整でき、車椅子の方でも全身しっかり温まることができます。また、入浴時に介護者に負担をかけることへの後ろめたさを感じていた方も1人で入浴できると、満足の声をいただいています。
上記のように、浴槽に浸からずに、たったの5分で全身を温めることができることから、1人で浴槽に入れない方や、1人での入浴に不安を感じている多くの方々から新しい入浴方法として選ばれています。
昨年度実施した、ボディハグシャワーの体験会では、体験した方から満足の声を多数いただきました。
●ヒデオ様(50代男性):浴槽に浸からなくてもからだの暖かさが持続
背中やお腹などがまんべんなく暖かく包まれて、今までのヘッドタイプにない新感覚のシャワーでとても満足度が高かったです。
●アキラ様(50代男性):身体全体で同時にシャワーを浴びることができて、画期的
介護が必要な方には、介護者が洗ってあげているときに同時に全身にお湯をかけてあげられるので、入浴時の冷えの心配が減らせると思いました。
●ミワコ様(60代女性):足元が心もとない96歳の義母も、浴槽に浸かることなく身体が温まるのは安心
すごいのがシャワーを浴びているときより、出た後なんです。ホカホカ感が続くんです。シャワーだけで済ますことの多い我が家の娘にも、これはよいのではと思っています。
Q.水道光熱費はどれくらいですか。
ボディハグシャワーだからといって特別に大量の水を使うわけではありません。ご家庭の水圧等の使用条件によりますが、ボディハグシャワーの適正流量は9L/分~で、従来型の(節水タイプでない)ハンドシャワーの流量と大差ありません。
Q.取り付け工事にはどれくらい時間がかかりますか。
施工時間は最短60分で完了します。そのため、自宅で入浴介助を行っている方や、将来的に介護の可能性がある方にも、手軽にプチリフォームとしてご検討いただけます。
Q.ボディハグシャワーの値段はどれくらいですか。
取り付け工事費込みで291,500円からご案内しております。
※水栓の交換有無およびシャワーヘッドによって価格が異なります。
※くわしくはこちらまで↓
ボディハグシャワー
著者:株式会社LIXIL 浴室事業部
製造業
LIXILは、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。ものづくりの伝統を礎に、INAX、GROHE、American Standard、TOSTEMをはじめとする数々の製品ブランドを通して、世界をリードする技術やイノベーションで、人びとのより良い暮らしに貢献しています。現在約53,000人の従業員を擁し、世界150カ国以上で事業を展開するLIXILは、生活者の視点に立った製品を提供することで、毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支えています。
株式会社LIXIL(証券コード: 5938)は、2024年3月期に1兆4,832億円の連結売上高を計上しています。
LIXILグローバルサイト:https://www.lixil.com/jp/