60歳は健康リスクが上がってくる年齢。まだまだ若いと思っていても急に介護が必要になる可能性もあります。 元気なうちから確認しておくべき10の項目をご紹介します。

1. 60歳からは健康寿命の延伸がカギ

日本人の平均寿命は、令和3年(2021年)簡易生命表(厚生労働省)によれば男性が81.47歳、女性が87.57歳。90歳や100歳まで生きることはもはや珍しいことではなくなりました。親には60歳からの人生、できるだけ長く、そこそこ元気に楽しく暮らし続けてもらいたいものです。  仕事をリタイヤすると暮らしの中心の場は「地域」となりますが、特に男性の場合はなかなか地域になじめないことが多いようです。在職時代の肩書にこだわりすぎてしまうと地域に受け入れられにくいので、仕事以外のことで自己紹介ができるようになっておいてもらうと地域コミュニティになじみやすくなるでしょう。

2. 介護リスクを早めにチェック!

医療機関での定期検診や予防接種は重要です。緑内障などで視力が弱くなると、本を読まなくなり、外出の頻度も減り、気持ちがふさぎがちに。歯にトラブルがあり堅いものを噛んで食べなくなると筋力にも影響し、転びやすい体になります。口腔ケアを怠ると認知症のリスクが高まる、という報告もあります。また、50歳代までは肝疾患や肺炎で亡くなることはあまりありませんが、60歳代では肝疾患は死亡原因の第3位、肺炎は第6位にランクインしています。(令和3年(2021)人口動態統計より)
介護リスクを早めにチェック!

3. 60代からの食事のポイント

介護が必要な状態にならないためには、十分な「たんぱく質」の摂取も必要。食事でとったたんぱく質は体内でアミノ酸に分解され、吸収された後、体に必要なたんぱく質に再合成されますが、高齢になると合成能力が低下します。このため、高齢者は「意識してたんぱく質をプラスする」ことが大切です。元気な高齢者に話をきくと「普段からよく肉を食べる」と答える人が多く、まったく肉を食べないという人は虚弱(フレイル)傾向にあることも報告されています。 
 
「介護が必要になったら」と考えると暗い気持ちになりますが、介護予防のためにも、介護に備えるためにも、親とは日頃からコミュニケーションをとることが何より大切です。

※この記事は2023年4月時点の情報をもとに作成されており、制度内容等は変わる場合があります。 
60代からの食事のポイント
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著者:株式会社ベネッセシニアサポート

医療、福祉

「従業員のワークライフマネジメント支援で培った人事ノウハウと高齢者の介護ノウハウを重ね合わせて、法人のお客様向けに、介護離職を防止する「両立支援サービス」を提供しています。

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