2. 子育てを優先するコツ
①オープンに話すこと
ダブルケア、さらに仕事も両立させてやり切ったダブルケアラーにはある特徴があります。それは困りごとをオープンに話すことができているという特徴です。
困っていることを相談くだされば、ケアマネジャーなど支援者は困りごとを解決するために動くことができます。しかし困っているかどうか分からない、何に困っているのか分からないと助けるために動くことができません。
「今、すごく大変なの」、「本当に困っているんだけど何とかならないかな」というようにオープンに話してみてください。周りの人はきっと力になってくれますよ。
② 人に頼ること
ダブルケアでつらくなってしまう人は人に頼ることが苦手な方が多い傾向があります。人に迷惑をかけてはいけない、介護は家族がやるべき、子育ては母親がするべきというような社会的規範を持っていると、どうしても人に頼ることが難しくなり、自分で抱え込んでしまいやすくなります。人に頼ることは悪いことではありません。疲弊してしまう前に遠慮せず人に頼ってください。
③1人で抱え込まないこと
問題を解決するためには誰かに話したり、相談したりすることが大切です。すぐに解決できる場合もありますが、何度も窓口へ足を運ばなくてはならなかったり、行政窓口をたらい回しにされたりすることもあります。
ダブルケアは特に介護や子育てに関しての行政機関がそれぞれ独立しているため、思うようにことが進まないことの方が多く、心がくじけそうになることもあるかもしれません。
周りに相談できそうな人がいない時は地域包括支援センターなどに行ったり、当事者会に参加したりするのも良いと思います。1人で抱え込んでしまうと精神的につらくなります。まわりに相談してみてくださいね。
3. まとめ
介護に集中すると、どうしても子育てが後回しになりがちです。子どもは繊細で周りのことをよく見ているため、自分を抑えて我慢してしまうことがあります。するとまだ言葉で表現することが難しいため、症状や行動でSOSを発信します。
子どものことを優先するためにも、介護は専門家におまかせください! そのためにはオープンに周りに相談して、遠慮なく人に頼っていくことが大切です。
次回は経済的な面に焦点を当てた記事で【経済的な負担をどうするか】です。