ふだんのメイクに季節感を取り入れたつもりが、イマイチな仕上がりになっていたら残念ですよね? やりがちなうっかりNGのうち、3つのケースをご紹介します。

1. 周囲からの印象がイマイチなメイクはもったいない!

秋の風情が深まってくると、メイクにも季節感を出したくなるもの。深みのある色やマットな質感のコスメをついつい手に取りたくなりやすい季節です。
 
しかし、せっかくメイクに秋の季節感取り入れたつもりだったのに、周囲からの印象がイマイチだったら、ガッカリ……!ですよね。

時短美容家の並木まきが、秋のデイリーメイクでうっかりやりがちなNGについてお話します。

2. NG1:マットな質感で統一して全体が沈んで見えてしまう

秋になるとツヤ感のあるものよりもマットな質感のコスメに季節感を感じやすくなるため、コスメを物色していても思わずそんな商品に手が伸びがちですよね? しかしベースメイクからアイシャドウ、眉、チーク、口紅……と、あらゆるパーツをマットな質感のもので統一してしまうと、見た目に重さを感じるメイクになり、デイリーシーンではやや沈んだ印象になりがちです。

レッドやバーガンディなど、濃い秋色かつ、彩度が低い発色のコスメばかりを使ったメイクでは、顔色が暗く見えることもあり、疲れた印象になってしまうことも……。
 
こうした事態を避けるためには、マットなコスメを全体に使うのではなく、リップだけ、アイシャドウだけ、といった感じで「部分使い」にとどめると、ほどよい季節感をまとった仕上がりを狙うことができます。

3. NG2:ブラウン系口紅で顔色が悪く見える

秋になるとブラウン系のリップを手に取りたくなるものですが、ブラウンは主張の強い色だけに、使うシーンを選びます。
 
ナチュラル系のメイクにブラウンの口紅を塗る場合には、ブラウンの発色によっては唇だけが悪目立ちして、顔色が悪く見えてしまうことも! 
 
ブラウンの口紅を塗るなら、マットな発色やツヤ感が控えめなものよりも、しっかりとツヤが出るタイプのものを選べば、失敗を避けやすいはずです。

4. NG3:眉毛だけ秋色で浮いている

秋メイクをするにあたり、2023年秋は眉色に遊び心と季節感を出すのもトレンドのひとつ。デパコスだけでなく、プチプラのコスメからも、使いやすい眉カラーマスカラやアイブロウパレットがたくさんお目見えしています。
 
ところが、せっかく秋色を意識した眉にしても、アイシャドウやチークとのバランスが悪いと、眉毛だけが浮いてしまい、悪目立ちしてしまうことも……。特にパープルやレッドなどの“THE・秋”を主張する色合いの眉ほど、他のパーツとのバランスが大切です。

パープルやレッドなどの見た目にわかりやすい色を眉に加えるときには、全体に均一に色を塗るのではなく、眉頭から眉尻にかけて濃くなるようなグラデーションを意識して塗ると、浮いた印象を避けやすくすることができます。

眉がアイシャドウと同系色になるよう、同じ色合いのアイシャドウを目尻や目の際に塗っておくと、統一感を出しやすくなります。
NG3:眉毛だけ秋色で浮いている

5. おわりに

せっかくメイクに秋らしさを取り入れたのに、メイクをする前よりも疲れて見えたり、メイクが下手な人と思われたりしたら、ガッカリしちゃいますよね? 秋の雰囲気を上手に取り入れながら、季節感のある表情を狙っていきましょう!
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著者:並木まき

東京生まれ。時短美容家。
市川市議会議員を28歳から2期8年務め、結婚を機に引退。「美人すぎる市議」として数々のメディアに出演。多忙でもできる美容法を研究し続け、少ない時間で最大の効果を生む「時短美容」のスペシャリストとしてコスメ開発やPRにも携わっている。フードアナリストやヨガインストラクターの資格を活かし、内側からの時短美容の研究も続けている。一般社団法人 時短美容協会理事長。

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