ひんぱんに食べこぼしをしたり、その汚れに即対処できなかったりと、なにかと汚れがちな親の家の床が気になるケアラーに導入を検討してほしいのが「電動モップ」。床拭き時に腰を屈めず楽に掃除ができるうえ、振動やスチームの力で手やふつうのモップで床拭きするよりキレイに掃除ができます。何かと忙しく、床拭きができないケアラーの家庭にももちろん便利な商品です。とはいえ、「電動モップ」といっても種類はさまざま。そこで、家電ライターがくわしくご紹介します。
多くのコードレス電動モップは、充電時にプラグを抜き差しする必要があります。そんな中、充電スタンドに乗せるだけで充電できるのがライフオンプロダクツの「充電式バイブレーションモップ 充電スタンド付 LPRCN001」です。こちらはモップ部分が高速振動することで汚れを落とす振動式の電動モップになります。振動式モップの多くはモップが四角い形状をしているので、部屋のスミまで掃除しやすいというメリットがあります。
ライフオンプロダクツの充電式バイブレーションモップ 充電スタンド付 LPRCN001
このバイブレーションモップでうれしいのは付属モップの種類の多さ。洗って繰り返し使える特殊繊維のモップが2種類付属されているほか、使い捨てタイプのモップも5セット付いています。介護中は排泄物などの掃除をすることもありますが、激しい汚れを掃除する場合に「モップを使い捨てする」という選択肢があるのはうれしいポイントです。
今回は「水拭きができる掃除家電」を紹介しましたが、ひとくちに水拭き家電といってもシンプルな電動モップから、吸引掃除までできる高機能な水拭き掃除機まで幅広い製品があることがわかります。吸引掃除もできる高性能な水拭き掃除機は便利ですが、その分重かったり、掃除後に汚水タンクを掃除する必要があるなど、各製品それぞれにメリットとデメリットがあります。自分の生活スタイルに合った製品をみつけて、少しでも掃除のストレスを減らしてください。
倉本 春(くらもと・はる)
家電ライター。白物家電(生活家電)やIoTガジェットなど 、生活を快適・便利にする製品の紹介や解説、レビューを中心に記事を執筆。ソフトバンクにてPC系雑誌(月刊誌PC Japan /PC Computing )の編集を5年、その後、6年間 東京にてドッグカフェを経営(オーナー兼シェフ)。2013年より生活家電、白物家電をメインとした家電ライターとして活動する。カフェのオーナーシェフ経験を生かした、 調理家電の使いこなし方の紹介やレシピの提案、PC系雑誌の誌編集経験 を生かした、 テクニカル面からの製品紹介、専門ライターとして製品選定など、柔剛両面からの家電の紹介・解説・監修が得意。
著者:MySCUE編集部
MySCUE (マイスキュー)は、家族や親しい方のシニアケアや介護をするケアラーに役立つ情報を提供しています。シニアケアをスマートに。誰もが笑顔で歳を重ね長生きを喜べる国となることを願っています。