尿酸値が高い人は、痛風のリスクが高くなります。突然激しい痛みが起こる痛風は、関節の中に尿酸のかたまりが蓄積されることで発症します。
食事面での注意点としてはまず、プリン体が多く含まれる食品のとり過ぎに注意することです。プリン体は、レバー、かつお、白子、ビールなどに多く含まれます。
また、腎臓から尿酸を排せつさせ、尿をアルカリ化する野菜、海藻、きのこ類などを積極的にとることも重要です。さらに、チーズや牛乳など、乳製品に含まれる成分である「カゼイン」には尿酸の排せつを促す効果があるといわれています。適切に食事に取り入れることで、尿酸値コントロールを試みましょう。なお、乳脂肪のとり過ぎは要注意です。
今回はモチモチ食感のモッツァレラチーズを使ったレシピを紹介します。モチッとした食感でくせの少ないモッツァレラチーズは塩分が少なく、さまざまな料理に使える万能なチーズです。菜の花の茎が太い場合は、縦半分に切ると加熱したときのムラがなくなります。
材料(2人分)
合いびき肉……100g
たまねぎ……¼個
ミニトマト……2個
菜の花……8本
モッツァレラチーズ……80g
粗びき黒こしょう……少々
A
カレー粉……小さじ1
しょうゆ……小さじ½
みりん……小さじ½
塩……少々
オリーブ油……小さじ1
エネルギー 286kcal
塩分 0.6g
*料理のエネルギー・ 塩分は1人分です。
*野菜類は皮をむくなどの下ごしらえをすませてからの手順を説明しています。
料理撮影:さくらい しょうこ
レシピ開発・調理:磯村優貴恵
① たまねぎはみじん切り、ミニトマトは4等分に切る。菜の花は半分の長さに切り、耐熱容器に入れてラップをふんわりかけ、電子レンジ(600W)で1分30 秒加熱する。
② モッツァレラチーズは5㎜厚さに切る。
③ フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、たまねぎを入れて透きとおるまで炒める。
④ ③に合いびき肉を加えて半分ほど色が変わったら、ミニトマトとAを加えて炒め合わせる。
⑤ 耐熱皿に①の菜の花を並べて④をかけ、②をのせる。オーブントースターでチーズが溶けるまで3分ほど加熱し、粗びき黒こしょうをふる。
シニアのためのひと工夫:
菜の花は同じアブラナ科の野菜であるブロッコリーで代用が可能です。さらに一度ゆでてある冷凍のブロッコリーを解凍して使用することで、茎の部分までやわらかく、手軽に活用できます。
ミニトマトの皮が気になる場合は、湯むきをしてから使用するほか、カットトマト缶やトマトピューレ、トマトペーストで代用することが可能です。
著者:MySCUE編集部
MySCUE (マイスキュー)は、家族や親しい方のシニアケアや介護にあたるケアラーをサポートをするプラットフォームです。 シニアケアをスマートに。高齢化先進国と言われる日本が、誰もが笑顔で歳を重ね長生きを喜べる国となることを願っています。