1年中出回っているキャベツにも旬があり、3~5月の春キャベツ、7~8月の夏キャベツといいます。やわらかい春キャベツは火の通りが早くて巻きやすく、さらに薄切り肉を使うので、煮込む時間も短縮できます。手間や時間をかけずに高齢者にも食べやすいメニューといえます。葉だけでなく芯にも食物繊維が豊富に含まれるキャベツ。まるごとスープに加えて栄養をあますところなくいただきましょう。

1. 食物繊維が豊富なキャベツで便秘を予防!

食物繊維には、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があります。どちらも腸内を移動しながらきれいにする働きがあり、便秘予防には欠かせない栄養素の1つです。キャベツには水溶性・不溶性、両方の食物繊維が含まれているので、便秘の予防・解消効果が期待できます。


 

2. くるくるロールキャベツ|材料

材料(2人分)

豚ロース薄切り肉……8枚

キャベツ……4枚

新たまねぎ……½個

にんじん……20g

グリンピース……正味20g

イタリアンパセリ……適量

塩……少々

酒……小さじ2

 

水……300mL

洋風スープの素……1個

 

エネルギー 258 kcal

塩分1.5g

 

*料理のエネルギー・ 塩分は1人分です。
*野菜類は皮をむくなどの下ごしらえをすませてからの手順を説明しています。



料理撮影:さくらい しょうこ

レシピ開発・調理:磯村優貴恵

3. 作り方

①豚肉は塩、酒をもみ込む。

 

②キャベツは芯をそぎ、縦半分に切る。水にくぐらせ、耐熱容器にのせてラップをふんわりかけ、電子レンジ(600W)で2分加熱する。

 

③たまねぎ、キャベツの芯は薄切り、にんじんはせん切りにする。

 

④キャベツ、豚肉、キャベツ、豚肉の順に重ねて手前からくるくると巻き、ようじで止める。残り3個も同様に巻く。

 

⑤鍋に③を入れて中火で熱し、しんなりとしたらAを入れ、沸騰したら④、グリンピースを加え、少しずらしてふたをし、ロールキャベツの上下を替えながら弱火で15分ほど煮込む。

 

⑥器に盛り、イタリアンパセリを飾る。

 

 

春キャベツは比較的やわらかいという特徴がありますが、葉のかたさが気になる場合は、煮込み時間を長くしたり、外側よりも内側の葉を使うようにすれば、繊維がやわらかいため、噛むときの負担を減らすことにもつながります。

この記事の提供元
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著者:磯村 優貴恵(いそむら・ゆきえ)

管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター、健康・食育ジュニアマスター。大学卒業後、大手ダイエット専門のエステサロンにて、エステティシャン・管理栄養士として、お客様の体を内側・外側の両面からサポートする。働く中で、具体的に食事面から提案することの必要性を実感し、日本料理店やカフェの厨房、特定保健指導の仕事に従事したのち、独立。メタボ健診の特定保健指導で行われる栄養指導の経験をもつ。現在は、子どもから大人まで、家族みんながおいしく食べられて健康になれるようなレシピ・商品を開発するほか、執筆、講演会など、幅広く活動中。

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