たんぱく質のほか、カルシウムなども含まれるさつま揚げのうま味と塩味を生かした、やさしい味のミルクスープです。脳をリラックスさせて、安眠に導いてくれるレシピをご紹介します。

1. 乳製品などに豊富な「トリプトファン」を取り入れて、安眠につなげよう!

「寝つきが悪い…」「眠りが浅くて途中で目が覚めてしまう…」など、睡眠の悩みを抱えている人は、介護による不規則な生活や精神的なストレスが原因かもしれません。不眠が続いてしまうと、脳と体の疲れはたまる一方で、血圧や血糖値などに悪影響を及ぼし、生活習慣病を招いたり、うつ病につながってしまうことにもなりかねません。

「トリプトファン」をご存じですか? 脳の神経の働きを安定させる幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」の材料になるアミノ酸の一種で、精神を安定させて、寝つきをよくするなどの作用があります。

食事から摂取したトリプトファンは、日中、脳内でセロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化するといわれています。このため、トリプトファンが不足すると、眠れないなど、睡眠の質が低下すると考えられています。

トリプトファンは、乳製品や大豆製品、ナッツ類などに多く含まれます。今回は牛乳を使ったスープを紹介します。少量のみそで味付けした和風テイストなので、牛乳が苦手な人もおいしくいただけます。乳製品の脂肪分が気になる人は、低脂肪牛乳や無脂肪牛乳を使うとよいでしょう。


 

2. さつま揚げ入りミルクみそスープ|材料

材料(2人分)
さつま揚げ……1枚(50g)
たまねぎ……¼個
にんじん……20g
豆苗……¼ パック(25g)
水……150mL
牛乳(低脂肪)……200mL
みそ……大さじ½
白すりごま……少々

*料理のエネルギー・ 塩分は1人分です。 
*野菜類は皮をむくなどの下ごしらえをすませてからの手順を説明しています。

エネルギー 102kcal
塩分 1.3g


料理撮影:さくらい しょうこ

レシピ開発・調理:磯村 優貴恵

3. 作り方

①さつま揚げは薄くスライスする。たまねぎとにんじんはせん切り、豆苗は半分の長さに切る。

②鍋にさつま揚げ、たまねぎ、にんじん、水を入れる。ふたをして中火で熱し、沸騰したら弱火にして5分ほど煮る。

③野菜がしんなりしたら、豆苗と牛乳を入れ、温まったらみそを溶き入れる。

④器に盛り、すりごまを振る。

さつま揚げは表面に切り込みを細かく入れてから切ると、より噛み切りやすくなります。すりごまでむせてしまいがちな方は、少量の練りごまを、みそと同じタイミングで溶かし入れることで、ごまの風味やコクを楽しむことができます。



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著者:磯村 優貴恵(いそむら・ゆきえ)

管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター、健康・食育ジュニアマスター。大学卒業後、大手ダイエット専門のエステサロンにて、エステティシャン・管理栄養士として、お客様の体を内側・外側の両面からサポートする。働く中で、具体的に食事面から提案することの必要性を実感し、日本料理店やカフェの厨房、特定保健指導の仕事に従事したのち、独立。メタボ健診の特定保健指導で行われる栄養指導の経験をもつ。現在は、子どもから大人まで、家族みんながおいしく食べられて健康になれるようなレシピ・商品を開発するほか、執筆、講演会など、幅広く活動中。

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