ご家族に食事をより楽しんでもらえるよう、料理の見た目を工夫したいと考えるケアラーも多いと思います。そこで今回は、6月から旬を迎えるパプリカをはじめ、彩り野菜を豊富に使った豚肉のガーリックソテーをご紹介します。食卓がパッと華やぐだけでなく、健康を意識した一品です。

1. 適量の肉とたっぷりの野菜で、肝機能アップを目指そう!

色とりどりの料理を見ると、気分も晴れやかになります。食卓を見渡して、色合いが足りないと感じたら、赤・黄・緑のバランスを意識して足してみると良いでしょう。

 

今回のメニューでは、抗酸化作用のあるビタミンが豊富な赤・黄パプリカ、ししとう、ミニトマト、コーンを使い、彩り良く仕上げます。

 

メイン素材の豚肉は、糖質や脂質の代謝を促すビタミンB群が豊富です。高脂質のためとりすぎると中性脂肪が肝臓にたまり、脂肪肝の原因になりかねませんが、摂取しないでいるとたんぱく質不足で中性脂肪が肝臓にたまり、これも脂肪肝の原因となります。

 

そのため、たんぱく質をお肉からとる場合は“適量”を心がけましょう。一緒に調理する野菜をたっぷり使うことで、肉のボリュームを抑えても満足感が得られ、肝機能アップに有効なビタミン、ミネラル、食物繊維をしっかりとることができます。しょうゆは最後に回し入れることで香りが立ち、風味をしっかりと感じられるため、少量でも満足感の高い仕上がりになります。

 

見た目も栄養も満足できる一品ですので、ぜひ作ってみてください。

適量の肉とたっぷりの野菜で、肝機能アップを目指そう!

2. 材料|豚肉と彩り野菜のガーリックソテー

材料(2人分)
豚肩ロース肉(厚切り)……2枚(160g)
パプリカ(赤・黄) ……各¼個
ししとう……4本
ミニトマト……5個
にんにく……2かけ
コーン(冷凍)……20g
塩……少々
料理酒(食塩無添加)……大さじ1
しょうゆ……小さじ1
粗びき黒こしょう……少々
オリーブ油……大さじ½

 

エネルギー 278kcal 
塩分 0.8g

 

*料理のエネルギー・ 塩分は1人分です。 
*野菜類は皮をむくなどの下ごしらえをすませてからの手順を説明しています。

 

豚肉と彩り野菜のガーリックソテー

 

料理撮影:さくらい しょうこ

レシピ開発・調理:磯村 優貴恵

3. 作り方

①豚肉は2㎝のそぎ切りにしてボウルに入れ、塩と酒をもみ込み5分ほどおく。

 

②パプリカは2㎝の角切り、ししとうはようじで数カ所穴を開ける。

 

③ミニトマトは半分に切り、にんにくは5㎜厚さに切る。

 

④フライパンにオリーブ油、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったらにんにくをいったん取り出す。①を入れ、豚肉の表面に焼き色がつくまで中火で焼く。豚肉を裏返して②を加え、炒め合わせる。

 

⑤全体に油が回ったらミニトマト、コーンを加え、ミニトマトの表面が崩れたらにんにくを戻し、しょうゆを回し入れ、黒こしょうをふる。

 

シニアのためのひと工夫:
厚切り肉はそぎ切りの厚さを薄くしたり、もしくは代替としてしゃぶしゃぶ用の肉を使う、またパプリカの厚みが気になる場合は薄切りにすることで咀嚼力に不安がある方でも食べやすくなります。また肉や野菜の厚みが薄くなると火の通りも早くなるため、調理時間も短くすみます。

 

 

この記事の提供元
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著者:磯村 優貴恵(いそむら・ゆきえ)

管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター、健康・食育ジュニアマスター。大学卒業後、大手ダイエット専門のエステサロンにて、エステティシャン・管理栄養士として、お客様の体を内側・外側の両面からサポートする。働く中で、具体的に食事面から提案することの必要性を実感し、日本料理店やカフェの厨房、特定保健指導の仕事に従事したのち、独立。メタボ健診の特定保健指導で行われる栄養指導の経験をもつ。現在は、子どもから大人まで、家族みんながおいしく食べられて健康になれるようなレシピ・商品を開発するほか、執筆、講演会など、幅広く活動中。

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