ほたてといくらを使った紅白のカップ寿司で、年末年始の食卓を華やかに彩りませんか? 見た目が豪華なのに手軽に作れ、ハレの日にぴったりです。カップ寿司は、巻き寿司や握り寿司と比べて高齢者でも食べやすいので、家族みんなで楽しい食事の時間を過ごせますよ。

1. 必須アミノ酸豊富なほたてといくらで手軽にできる低カロリーではなやかな一品

肉厚な食感とあっさりとしたクセのない味わいで、子どもから大人まで親しまれるほたて。実はおいしいだけでなく、栄養面でも優れた食材です。

特に注目したいのが、ほたてに豊富に含まれるアミノ酸。アミノ酸は、たんぱく質を構成する大切な成分で、体をつくり、健康を支える役割を果たしています。からだを維持するために必要な20種類のアミノ酸のうち、「必須アミノ酸」は体内で作れないため、毎日の食事から摂取することが欠かせません。

ほたては、たんぱく質の量や必須アミノ酸のバランスを示す指標である「アミノ酸スコア」が100であり、ほたて一品で効率よく質の高いたんぱく質を摂取できることができます。そのうえ、低脂質なのでダイエット向きの食材でもあります。

やわらかいほたてといくらのプチプチ感は相性抜群。嚙むごとに豊かな味わいが広がります。年末年始の料理にぜひお試しください。

必須アミノ酸豊富なほたてといくらで手軽にできる低カロリーではなやかな一品

2. ほたてといくらのカップ寿司|材料

材料(2人分)
ごはん……300g
ほたて貝柱(刺身用)……100g
いくら……小さじ2
水菜……20g
絹さや……4枚
甘酢しょうが(せん切り)……15g
白いりごま……小さじ1
しょうゆ……小さじ½

*料理のエネルギー・ 塩分は1人分です。 
*野菜類は皮をむくなどの下ごしらえをすませてからの手順を説明しています。

エネルギー 302kcal 
塩分 0.6g


料理撮影:さくらい しょうこ
レシピ開発・調理:松尾みゆき

3. 作り方

①ほたては横半分に切り、水菜は4㎝長さに切る。絹さやは筋を取ってラップに包み、電子レンジ(600W)で10 ~ 20秒加熱する。

②ボウルにごはんと甘酢しょうが、白いりごまを入れて混ぜ合わせる。

③グラスなどに②を盛り、水菜、ほたて、いくらの順にのせる。絹さやを添え、食べる直前にしょうゆをかける。

この記事の提供元
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著者:松尾みゆき

健康と料理をテーマに食全般のコーディネーターとして書籍や雑誌、テレビ、Web、広告、企業のアドバイザーなどを中心に活動中。簡単でわかりやすいヘルシーメニューやボリュームのある低カロリーメニュー、栄養バランスを考えた食事、減塩レシピ、生活習慣病の方向けの食事、子供が食べやすく簡単に作れる離乳食や幼児食、さわやかなスタイリングが得意。生活習慣病予備軍の方向けの特定保健指導も定期的に実施中。食品メーカーでメニュー開発をしていた経験を活かし、アドバイザーをしている企業も多数。

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