ホイル焼きでひと工夫! クセのない淡白なさわらにとろろ昆布を巻くことで、うま味と香りが引き立ち、より味わい深い仕上がりに。ほうれん草やにんじん、しめじと一緒に包んで焼けば、栄養もうま味もしっかり閉じ込めた満足の一品になります。レモンの酸味がアクセントとなり、さっぱりとした後味が食欲をそそる魚レシピです。
日々の食事で「食塩を控える」ことを意識する人は多いですが、実は「食塩を外に出す力」も大切。その役割を担うのが、カリウムです。カリウムは体の中の余分なナトリウム(食塩)を排出してくれるミネラルの一種です。
今回紹介する「とろろ昆布巻きさわらのホイル焼き」は、そんなカリウムをたっぷりとれるレシピです。
魚の中でもカリウムの含有量がトップクラスのさわらに、カリウム豊富なとろろ昆布、ほうれん草、きのこを合わせます。ホイル焼きにすることで、素材のうま味と栄養をしっかり閉じ込め、煮汁ごとおいしく味わえます。
水に溶けやすいカリウムは、ホイル包みやスープで汁ごといただくと逃さず効率よくとれます。
とろろ昆布やレモンを使えば、減塩メニューでも味にメリハリがつき満足感のある味わいに。
下ごしらえを済ませたら、あとはホイルで包んでオーブントースターへ。焼き上がりまで 放っておけるのもホイル焼きのうれしいところです。
さわらを生鮭や生牡蠣などの食材に替えても、おいしくいただけます。
おいしさも栄養も妥協しない「満足おかず」をぜひお試しください。

さわら……2切れ(200g)
塩……小さじ1/5(1g)
とろろ昆布……10g
ほうれん草…約1/2束(100g)
にんじん……40g
ぶなしめじ……1/2袋(50g)
レモン(いちょう切り)……薄輪切り2枚分
酒……大さじ1
*料理のエネルギー・ 塩分は1人分です。
*野菜類は皮をむくなどの下ごしらえをすませてからの手順を説明しています。
エネルギー 219kcal
塩分 0.9g

料理撮影:貝塚 純一
レシピ開発・調理:伊藤 晶子
著者:伊藤 晶子(いとう・あきこ)
料理研究家・管理栄養士
料理教室FRASCO 主宰(福島県いわき市)
女子栄養短期大学を卒業後、料理研究家アシスタント、料理教室スタッフなど様々な食の現場を経て、2009年に独立。『栄養と料理』『レタスクラブ』『お料理家計簿』(講談社)などの料理雑誌でのレシピ提案や、料理教室講師、イベント運営、企業のレシピ開発、料理番組の裏方など、多岐にわたって活躍。2020年末にいわきへUターンし、現在は料理教室運営を軸に、東京へも出向き、食の仕事に携わる。確かな調理技術をもとに、作りやすさと美味しさを兼ね備えた、食べて笑顔になる料理を提案し続けている。『フィスラーの料理教室』(KADOKAWA)、『ラプンツェルと学ぶ 料理の基本(料理担当)』(KADOKAWA)、『おいしすぎる糖質オフカレー』(KADOKAWA)、『幼児から小学生まで 食物アレルギー栄養しっかりごはん(料理担当)』(女子栄養大学出版部)など著書多数。