家に余っているもちがあったら、いつもの焼きもちや汁もの以外の食べ方も試してみませんか? 今回は、【基本の作りおき】鮭フレークにもちとチンゲン菜、きのこを合わせた中華風炒めものをご紹介します。ごま油が香ばしい、食べ応え十分な一皿です。
もちの食べ方がワンパターンになりがちな方におすすめなのが、もちとチンゲン菜の鮭フレーク炒めです。【基本の作りおき】鮭フレークを活用すれば、鮭のうま味としょうがの風味で味が決まり、少ない調味料でもおいしく仕上がります。
もちとチンゲン菜ときのこを組み合わせることで、たんぱく質やビタミン、食物繊維も補える、栄養バランスのよい一皿になります。
とくにチンゲン菜は、βカロテン、ビタミンC、カルシウムを豊富に含む緑黄色野菜です。ビタミンCとβカロテンには強い抗酸化作用があり、コレステロール値の改善や動脈硬化の予防、生活習慣病の改善に役立つとされています。βカロテンは油と一緒にとることで吸収率が高まるため、今回のような炒め物にもぴったりです。
ごま油の香ばしい香りが食欲をそそり、“もちもち”と“シャキシャキ”の食感が楽しめる満足おかずをぜひ作ってみてください。

エネルギー:248kcal
塩分:1.2g
※料理のエネルギー・塩分は1人分です。

材料(2人分)
【基本の作りおき】鮭フレーク……40g
切りもち……2切れ(100g)
しめじ……小1/2パック
チンゲン菜……2株(250g)
ごま油……大さじ1
A
酒……小さじ1
オイスターソース……小さじ1
塩・こしょう……各少々
①もちは1cm幅に切り、しめじは石づきを取ってほぐす。チンゲン菜は葉と軸に切り分け、葉は縦半分に切る。軸は縦半分に切ってから、それぞれ4〜5等分のくし形に切る。
②フライパンにごま油を入れて中火で熱し、もちの両面を焼く。しめじ、チンゲン菜の軸、葉の順にのせてふたをし、2分ほど蒸し焼きにする。
③②に鮭フレークを加えてさっと炒め合わせ、Aをふって手早く混ぜる。
シニアのためのひと工夫 :
具材は小さめに切り、水と鶏がらスープの素、片栗粉を加えてとろみをつけると食べやすくなります。しめじは2cm幅に切ったえのき、チンゲン菜は2cm幅に切った小松菜や白菜で代用してもよいでしょう。もちは、玄米餅が伸びにくく食べやすいです。
料理撮影(メニュー分): 榎本 修
レシピ開発・調理:今泉久美
構成:研友企画出版
著者:今泉久美(いまいずみ・くみ)
女子栄養大学(現:日本栄養大学)栄養学部卒業後、食品会社勤務やテレビ番組のアシスタントなどを経て独立。現在は日本栄養大学栄養クリニック特別講師として、料理指導や生活習慣病予防を意識した献立提案に携わるほか、シニア向けの作りおきや減塩・ヘルシーダイエットなどをテーマに雑誌、新聞、テレビ、講習会で広くレシピを発信している。野菜をたっぷり使い、覚えやすい調味料の分量でおいしく仕上げる「簡単で続けやすい家庭料理」が持ち味で、近著は『いくつになっても「血管」を守る食事』、『栄養士が食べている作りおき献立』『いくつになっても骨は育つ』(いずれも文化出版局刊)など著書も多数。
http://www.imaizumi-kumi.net/