ごはんのおともとして人気でアレンジもしやすい鮭フレーク。「たくさん食べたいけれど、市販品は塩分が気になる」という方、手作りしてみませんか? 鮭にしょうがを合わせることで、風味とうま味が引き立ち、余計な調味料を入れず、塩分を控えめにできます。さまざまなメニューにアレンジでき、あざやかな色合いで料理を華やかに彩ります。
暑い夏は、冷たいものの摂りすぎや冷房の効いた室内との温度差により、気づかぬうちに体が冷えてしまいがちです。そんな時の冷え対策にぴったりなのが、しょうがをたっぷり使った鮭フレークです。
鮭には、夏バテに負けない体をつくる良質のたんぱく質や、血行を良くして冷えを改善するビタミンB1、ナイアシンが豊富に含まれています。さらに、体を温める作用があるしょうがを組み合わせることで、相乗効果が期待できます。
手作りの良さは、健康に合わせて調味料の分量を調整できること。今回のレシピではしょうがの風味で味にメリハリがつくため、市販の鮭フレークに比べて少ない塩分量で作ることができます。
「今日は何を作ろう?」と悩んだ時も、冷蔵庫にこのフレークがあれば安心。そのままごはんにかけたり、おひたしにあえたりと、日々の食事の準備が楽になるうれしい常備菜です。

塩鮭(甘口)……大2切れ(200~220g)
しょうが……2かけ
酒……大さじ1/2
みりん……大さじ1/2
塩……少々
サラダ油……小さじ1
A
酒……大さじ2
水……1カップ
塩……小さじ1/2
しょうがの皮……2かけ分
エネルギー:433kcal(全量)
塩分:3.8g(全量)
*料理のエネルギー・塩分は全量分です
保存期間:冷蔵で4~5日間

①しょうがはせん切りにする。
②鍋に鮭とAを入れて強火で熱し、煮立ったら中火にして6分ほどゆでる。湯をきってバットに入れ、鮭の皮と骨、しょうがの皮を除き、身をほぐす。
③フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、①をさっと炒め、②、酒、みりんを加えて混ぜ合わせ、汁けを飛ばして塩で味をととのえる。
エネルギー70kcal
塩分0.8g
*料理のエネルギー・ 塩分は1人分です

材料と作り方(2人分)
①ほうれんそう150gは塩小さじ1を加えた熱湯でゆで、冷水にとって水気をしぼり、4cm長さに切る。
②ボウルに①を入れてしょうゆ小さじ1をふってからめ、水気をしぼって【基本の作りおき】鮭フレーク40gとあえる。
③器に盛り、ゆず1/4個を半分に切って添える。
シニアのためのひと工夫:
ほうれんそうは、あらかじめ4cm程度に切ってからゆでるとあくやぬめりが出にくく、扱いやすくなります。食べやすさを重視する場合は、2~3cm程度に短く切るのもよいでしょう。
料理撮影(メニュー分):榎本 修
レシピ開発・調理:今泉久美
構成:研友企画出版
著者:今泉久美(いまいずみ・くみ)
女子栄養大学(現:日本栄養大学)栄養学部卒業後、食品会社勤務やテレビ番組のアシスタントなどを経て独立。現在は日本栄養大学栄養クリニック特別講師として、料理指導や生活習慣病予防を意識した献立提案に携わるほか、シニア向けの作りおきや減塩・ヘルシーダイエットなどをテーマに雑誌、新聞、テレビ、講習会で広くレシピを発信している。野菜をたっぷり使い、覚えやすい調味料の分量でおいしく仕上げる「簡単で続けやすい家庭料理」が持ち味で、近著は『いくつになっても「血管」を守る食事』、『栄養士が食べている作りおき献立』『いくつになっても骨は育つ』(いずれも文化出版局刊)など著書も多数。
http://www.imaizumi-kumi.net/