最適顔「きちんとした華やかな顔」

2023年6月7日 11:19 AM

「きちんと」×「華やか」、CA風メイク

 

私が子供の頃、少女たちの憧れの職業といえば、スチュワーデスとエレベーターガールでした。スチュワーデスはキャビンアテンダントに呼び名を変え、エレベーターガールは今やほとんど見かけなくなってしまいましたが、どちらも「きちんとした華やかさ」を身にまとっていました。

 

華やかさの表現は加減が難しく、少しでも行き過ぎると華美になってしまいます。さらに派手な印象が強くなると、チャラチャラとした品のなさが顔を出します。きちんとした枠の中での華やかさというものは、本当に難しいと心してください。けれど、ひとたび身につければ無敵の魅力に!では、そのメイクテクニックをご紹介しましょう。

 

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<CA風メイクのポイント>

●上質な薄膜肌

●手をかけてナチュラルに見せる目元

●気品あふれる唇

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大切なのは、色ムラのない薄くなめらかな膜で整えられた肌。保湿タイプの化粧下地でうるおいを閉じ込め、その上にパウダーファンデーションを薄く重ねて作ります。中はしっとりもちもち、表面はふんわりさらさら、思わず触れたくなるような極上肌をめざしましょう。そして頬骨に沿って、すっきりと楕円にチークをぼかします。チークカラーをつけたことが、かすかにわかる程度の“つけています感”が、「お客様のために念入りにメイクしています」というさりげないアピールとして重要なポイント。

 

まぶたのくすみを消すためのハイライトカラーをぼかし、ナチュラルブラウンを目の際からまぶたの半分くらいまでふわりと重ねます。そしてアイラインを目の際に細く描きます。ブラックでは強すぎて、華美な方向に振れがちですのでブラウンで抜け感を。下まぶたも目尻部分に影を描くようにぼかします。この影がまつ毛の影のように見えて、ほどよい甘さや優しさを演出してくれます。眉は緩やかなカーブの眉山を描くことで、気張りすぎない大人の眉に仕上がります。

 

口紅は気品を感じさせる赤みのブラウンを選びます。輪郭は口角部分を直線的にすっきりと。細身のリップスティックなら、リップブラシなしでもキレイな輪郭が描けます。口角は、口を開けたときに上唇と下唇をつなげると、口を閉じたときに口角がきゅっと締まってやさしく微笑んでいるように見えます。仕上げにティッシュペーパーを三角に折って唇に挟み、ティッシュを引き抜きます。こうすることで口紅が歯につきにくくなります。お下品になる要素は早め早めに取り去っておく、というわけです。

 

最後にお気に入りのフレグランスをしのばせ、背筋を伸ばして、さあいい女へ。

 

 

 

<使用アイテム>

 

 

 

 

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