シニアのケアをされている方の中には、本当は旅行に行きたくてもあきらめた、という方も多いのではないでしょうか?
しかし、車いすを使っている、歩行に不安があるなどといった状態のシニア連れでも旅が楽しめるとしたら、どうでしょう?
実は、宿泊先の選び方やサポート制度の活用、入念な事前準備などがあれば、参加する皆が楽しめる旅は可能です。新しい年に実現したいプランのひとつとして参考にしていただけると幸いです。
足が不自由だったり、ひざに問題があって歩行がスムーズでないシニアは、日常の行動範囲も自然と狭くなりがちです。ケアをする側も、どこかに連れ出すことに物理的な問題に加え、けがをさせてしまわないかなどの心理的なストレスものしかかります。
それでも、シニアに限らず、体の不自由な方の行動範囲を広げ、安心して過ごせる場を確保することを社会的なニーズとして推進する動きもあり、宿泊施設や観光地にも変化が見られるようです。
そんな動きを、具体的な施設の紹介や行先選びのポイントなどを含め、旅の専門家の山崎まゆみさんや現役の旅サポーターにお聞きしました。
旅はごぶさただったシニアはもちろん、同行する家族など、皆が無理をせずに楽しめる旅を組み立てるにはどうすればよいのか? 移動が不自由なシニアのケアラーの皆さんも、今年のプランの一つとして、ぜひ参考にしていただければと思います。
著者:MySCUE編集部
MySCUE (マイスキュー)は、家族や親しい方のシニアケアや介護をするケアラーに役立つ情報を提供しています。シニアケアをスマートに。誰もが笑顔で歳を重ね長生きを喜べる国となることを願っています。