シルバーカーは、シニア世代が外出や移動をより安全かつ快適に行えるようサポートする歩行補助用具です。
今回はシルバーカーの種類と選び方、歩行器との違いについて解説します。最適なシルバーカー選びのヒントをお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
シルバーカーと歩行器は、どちらも歩行の補助を目的とする福祉用具ですが、使用対象者や役割などに違いがあります。それぞれの違いを理解して、適切に選ぶことが大切です。
◾️シルバーカーの特徴
シルバーカーは、歩行が自立している方を対象にした用具です。荷物の運搬や腰をかけて休むこともできます。
ただし、体重を強くかけられる構造になっていないため、過度にもたれかかるとキャスター(前輪)が浮いてしまい、後ろに転んでしまう場合があります。そのため、軽く押しながら使うのが原則です。

◾️歩行器の特徴
歩行器は、足腰の力が衰えて一人で歩くことが難しい方に適しています。
使用する人の体重をしっかり支える安定感があるのが特徴です。車輪も浮きにくいため、転倒のリスクを抑えることができます。
歩行器は、日常的にケアが必要な方やリハビリでの使用にも向いており、安全な移動をサポート
します。

著者:鈴木康峻
2008年理学療法士免許取得。長野県の介護老人保健施設にて入所・通所・訪問リハビリに携わる。
リハビリテーション業務の傍ら、介護認定調査員・介護認定審査員・自立支援型個別地域ケア会議の委員なども経験。
医療・介護の現場で働きながら得られる一次情報を強みに、読者の悩みに寄り添った執筆をしている。
得意分野:介護保険制度・認知症やフレイルといった高齢者の疾患・リハビリテーションなど
保有資格:理学療法士・ケアマネジャー・福祉住環境コーディネーター2級