1. 車いすに座ったままで乗車できるクルマがある
車いすに座ったままで乗車できるクルマは、後部座席に車いすを固定するスペースがあり、車いすから降りずに乗車することができます。車いすのまま車内に入るのに屋根の高さが必要なため、車高の高い軽自動車やミニバンにこのタイプのものが多く見られます。狭い車内にどのように車いすを載せているの?と疑問に思われるかもしれませんが、車いすで乗る方も介助する方も使いやすくするため、各自動車メーカーが工夫を凝らしています。ここでは「セレナ チェアキャブ スロープタイプ」を例に、実際の使い勝手をご紹介します。
2. 乗り降りはスロープを使って、車いすのままでOK
車体後部からスロープを引き出せば車いすのまま乗り降りできるようになります。電動ウインチで車いすを引き上げてくれる装置がついているため、介助の方はリモコンのスイッチを押しながら車いすに手を添えるだけです。降りるときもウインチが逆回りでゆっくり動くため、急にスロープを下ったりすることもありません。車いすの方も介助の方も安心して簡単に操作できるよう工夫がされています。
3. 車いすの固定も簡単!日常生活でも使える福祉車両
ウインチで車いすを引き上げてくれるといっても、狭い車内で車いすを動かすのはひと苦労。車いすがスムーズに進めるように、車内の床は段差がなく、フラットに作られています。乗車後はスイッチ操作で車いすをしっかり固定し、シートベルトを装着します。さらに、セレナ チェアキャブ スロープタイプなら、乗車位置を2列目、3列目のどちらかでお選びいただけます。2列目の場合は、運転席が近かったり、隣に介助の方が座れるなど車いすの方の近くに居られるのがメリットですが、乗車定員が減ってしまうというデメリットもあります。3列目の場合は、運転席からは離れてしまいますが、乗降が楽で病院送迎など短時間での移動にメリットがあります。また、車いすの方が乗車しない場合は、3列目の折り畳み式のシートが使えるので普段使いにも便利。スロープの収納ですが、ラゲッジにも荷物が置けるようにスロープを前に倒すことができるので、普段の生活でもより支障なく使えるクルマとなっています。
4. 普通のクルマと同じように購入できる
簡単な装備で楽に乗り降りできるクルマに比べ大掛かりな装置がついているため、特注扱いになってしまうのでは?と思っている方もいらっしゃることでしょう。
いえいえ。日産の福祉車両は、簡単な装置付き車も今回紹介するスロープ付き車も、日産の販売店で普通に購入することができます。故障の際も日産の販売店でサービスが受けられますので、安心してお乗りいただけます。
また、福祉車両は高いというイメージがあるかもしれませんが、車いすのまま乗車できるクルマは消費税が非課税になるほか、自動車税・環境性能割が減免となる場合もありますので、お住まいの地域の税務署や福祉事務所へ確認することをおすすめします。
5. 購入にあたっては、お使いの車いすで乗車できるかどうかの確認は必要
車いすのまま乗車できるクルマの場合、購入にあたっては必ずお使いの車いすで乗車できるかどうかをご確認ください。車いすは大きさや形がさまざまで、さらにリクライニングタイプや電動タイプなどのものがあります。様々な車いすで乗車できるよう工夫はしていますが、実車での確認をおすすめします。サイズ的に問題がなくても、「車いす周りが狭い」「頭上の余裕がない」という場合もありますので、注意が必要です。
6. 普段使いもできる使いやすい福祉車両を選ぶ
車いすのまま乗車できるクルマは、軽自動車からミニバンまでさまざま。病院への送り迎えだけに使用するなら、運転のしやすい軽自動車を、また週末の買い物やおでかけなどの機会が多ければ、家族一緒に乗ることができるミニバンがおススメです。車いすの方はもちろん、介助する方(運転する方)も使いやすい車を選びましょう!
7. 福祉車両のことなら、日産のホームページへ
福祉車両の種類や選び方、購入方法などをご紹介しています。詳しくは
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