象印マホービンの「みまもりほっとライン」は、離れて暮らす親御様の安否確認サービスです。親御様が通信機能付きの電気ポットを毎日使うだけで、今日も元気でいることが離れて暮らす家族に伝わります。実際に契約されているご家族に、お話をお伺いしました。
「離れて暮らす親のことが心配で見守りシステムを導入したいけれど、親に『まだ必要ない』と言われている」「毎日連絡しているが、それがお互いの負担になっている」という人は多いのでは。
そんな親御様との“距離感”にお悩みの方におすすめなのが、象印マホービンの「みまもりほっとライン」です。親御様が電気ポットを使うと、その情報が本体に内蔵された通信基板により、別の場所にいるご家族のPCやスマホに通知され、今日も元気で生活していることがわかります。
見守る側となるご契約者(子)が「象印ダイレクト」(象印の直販ECサイト)で「みまもりほっとライン契約」をご注文いただくと、見守られる側であるご利用者(親)宅に通信機器が組み込まれた電気ポット「iポット」が届きます。わずらわしい初期設定や、設置工事のために見知らぬ工事業者が親御様の家に訪問するといったことがなく、安心してご利用いただけます。
サービス開始から23年、見守りサービスの先駆けとしてロングセラーを続けている「みまもりほっとライン」。今回は、ご契約者に“生の声”をお伺いしました。
ご契約者 木村真一様(61歳・写真上)
ご利用者 お義母様(90歳)
――木村様のお義母様は現在90歳。4年前、お義父様が亡くなり、お一人暮らしになられたことがきっかけで「みまもりほっとライン」を使い始めたそうですね。
木村様 はい。義母は身の回りのことは自分でできますし、いつも小ぎれいにしています。ただ、一人暮らしは初めてなので、本人にも私たち家族にも少し不安がありました。また高齢者を狙った物騒な事件もあるので、試しに使ってみよう、と。
――以前は、お義母とどのようにコミュニケーションをとられていたんですか。
木村様 義母の家までは車で20分ほどなので、妻と義妹が交代で様子を見に行ったり、3人のグループLINEで連絡を取り合っていました。ただ、LINEをしても、なかなか既読にならないことが多くて。それで電話するんですが、出ないから心配になって様子を見に行って、ということが頻繁にありました。
――シニア向けの見守りグッズはいろいろありますが、「みまもりほっとライン」を選ばれた決め手は?
木村様 カメラやGPSだと「見張られているようで嫌だ」と義母が言うので、ほどよい距離感で義母のプライバシーが守れるものがいいなと思っていました。電気ポットは義母が普段から使うものですし、設置工事なども必要ないので、「これなら便利だね」と決めました。毎日メールで使用状況が送られてくるので、電話に出なくても「ポットを使っているから元気なんだな」とわかり、非常に助かっています。
――ポットの操作面などで、お義母様が困られることはありませんでしたか。
木村様 とてもシンプルで、難なく使っていますね。温度は3つのボタンで選べるので、普段は90℃、お茶を飲むときは80℃と、調整しているようです。半年に1回、メーカーからポットの洗浄剤が2つ送られてくるので、妻が様子を見に行ったついでに洗浄しています。一度、ポットのリニューアルで新品と交換してもらったことがあったんですが、その際はまず私の家に届けてもらい、妻がそれを義母の家へ持っていきました。古いものは宅配業者にそのまま渡すだけでよいので、手間がかからず、楽でしたね。
――「みまもりほっとライン」を使い始めて、お義母様の生活で何か気づかれることはありましたか。
木村様 もともとお茶を頻繁に飲むことは知っていましたが、1週間の使用状況をグラフでチェックしてみると、1日の中で使う量や頻度がけっこう多くて。それで「なんでこんなに使うの?」って聞いてみたら「お料理のときにも使っている」と。だいたい朝8~10時、夕方16~18時に集中して使うので、この時間帯に使っていると安心できますね。
――お義母様との関係性に、何か変化はありましたか。
木村様 「iポット」があることで、会話が生まれているように思います。「この前、けっこうポット使ってたけど、何作ったの?」とか。義母も「“見られている”という感じはしないし、安心感がある」と言っています。
見守りサービスは親御様の安心以上に、見守る側であるお子様の安心につながるもの。親御様がまだ元気なうちから「みまもりほっとライン」を使い始めることで、初期の認知症など、いち早く異変に気づくきっかけにもつながります。「みまもりほっとライン」で、親御様とほどよい関係を築いてみては。
*みまもりほっとライン
撮影:後藤秀二
制作:セントラルメディエンス コミュニケーションズ
著者:MySCUE編集部
MySCUE (マイスキュー)は、家族や親しい方のシニアケアや介護をするケアラーに役立つ情報を提供しています。シニアケアをスマートに。誰もが笑顔で歳を重ね長生きを喜べる国となることを願っています。