「ケアラー川柳コンテスト」をご存じですか? 2023年9月にローンチしたMySCUEが同年から実施しているもので、多くのケアラーの方が参加して下さっています。今回は、「ケアラー川柳」の意義とその実施状況について、お伝えします。

1. シニアケアをするケアラーの気持ち、「五・七・五」に託して

日頃、シニアケアや介護にあたっているケアラーが日常の中で感じているさまざまな感情を、川柳に表わしてもらうのはどうだろう? 2023年9月にスタートしたMySCUEの運営グループのリーダーのそんなアイデアから、「ケアラー川柳コンテスト」の企画がスタートしました。

介護やシニアケアをするケアラーは、不安や心配、イライラといったネガティブな感情から、時に笑ってしまいたくなる出来事の記憶、そして喜びや感謝など、悲喜こもごもの感情の中で日々、暮らしているのではないでしょうか? そんな感情のすべてを、できればあまり重くならず、簡潔に表現してもらう方法はないか、という思いが、「川柳」という形に行き着きました。

川柳といえば、「サラリーマン川柳」。サラリーマンだけでなく多くの人が共感できる悲哀や喜びがコンパクトに表現されており、クスっとさせたり、しんみりさせたりしてくれるもので、今では毎年の風物詩となっているように思います。また、季語などのルールに縛られない「川柳」ならではの気軽さ、キャッチ―さもやってみようと思わせてくれる要素だと思います。そこで、「ケアラー川柳コンテスト」の企画が実現し、多くのケアラーの方々の反響や協力が得られたのです。

2. 大好評だった初回に続いて行われた2回目。そしてこれからも

「ケアラー川柳コンテスト」初回の参加者は1700名にも上り、その数の多さと参加者の方の句のクオリティーの高さにMySCUE内でも感心の声が上がっていました。そしてMySCUEローンチ1周年を迎えた2024年の9月、2回目の募集が始まり、年末には各賞が決定。最優秀賞1名、優秀賞10名、佳作20名の方が選ばれました。

ケアラーのため、少しでもお役に立つ情報を提供し、寄り添いたい。そんな気持ちでこのサイト、そして事業に携わっているMySCUEのスタッフとして、この「ケアラー川柳コンテスト」をできるだけ長く続けることでより多くの人にこの魅力を届け、シニアケアを身近に感じていただく一助になればと思っております。


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ケアラー川柳コンテスト第1回報告 

ケアラー川柳コンテスト(第2回)

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著者:MySCUE編集部

MySCUE (マイスキュー)は、家族や親しい方のシニアケアや介護をするケアラーに役立つ情報を提供しています。シニアケアをスマートに。誰もが笑顔で歳を重ね長生きを喜べる国となることを願っています。

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