少量の塩で漬け込み、じっくりとうま味を引き出した豚ロースの作りおき「ヘルシー塩豚」をご紹介します。豚肉には疲労回復に関わるビタミンB1が豊富に含まれており、じめじめとした暑さを乗り切るためのスタミナ源として最適です。冷蔵庫にストックしておけば、ささっと低塩おかずにアレンジでき、毎日の献立作りがぐっと楽になりますよ。
豚肉は、必須アミノ酸をバランスよく含む良質なたんぱく質です。さらに、疲労回復効果の高いビタミンB1が豊富に含まれています。
中でも豚ロースは、赤身と脂身のバランスがよく、やわらかい食感が特徴。焼いてもパサつきにくく、高齢者でも比較的食べやすい部位です。
保存は冷蔵で約3日、冷凍で約1ヶ月が目安。ストックしておくと、いざというときに役立ちます。
作りおきする際は、塩・こしょうに加えて「砂糖」を下味に使うのがポイント。砂糖は保水性を高めるので、肉の水分を保ちやすくなり、解凍後もしっとりやわらかく仕上がります。
この作りおきがあれば、炒め物にしたり、丼やめんに合わせたりと、副菜から主食まで幅広くアレンジできて便利です。
豚ロース肉(とんかつ用・脂が少なめのもの)……2枚(400g)
A
塩……小さじ2/3
砂糖……小さじ2/3
粗びき黒こしょう……少々
エネルギー:1,060kcal(全量)
塩分:3.6g(全量)
*料理のエネルギー・塩分は全量分です。
保存期間:冷蔵で3日間(冷凍で1ヵ月)
①豚肉の水気を拭き、Aを両面にふって保存袋に入れる。
②袋の空気を抜いて閉じ、冷蔵庫で1日おく。
【基本の作りおき】ヘルシー塩豚……1/2枚
わかめ(塩蔵)……30g
えのきたけ……100g
しょうが……1かけ
にんじん……小1/2
ごま油……大さじ1/2
A
塩……少々
酒……大さじ1
エネルギー:190kcal
塩分:1.1g 
著者:今泉久美(いまいずみ・くみ)
女子栄養大学栄養学部卒業後、食品会社勤務やテレビ番組のアシスタントなどを経て独立。現在は女子栄養大学栄養クリニック特別講師として、料理指導や生活習慣病予防を意識した献立提案に携わるほか、シニア向けの作りおきや減塩・ヘルシーダイエットなどをテーマに雑誌、新聞、テレビ、講習会で広くレシピを発信している。野菜をたっぷり使い、覚えやすい調味料の分量でおいしく仕上げる「簡単で続けやすい家庭料理」が持ち味で、『栄養士が食べている作りおき献立』『いくつになっても骨は育つ』(ともに文化出版局刊)など著書も多数。
http://www.imaizumi-kumi.net/