シニア世代の親と行きたい旅をトラベルライターの間庭典子がご提案。夏休みのグループ旅におすすめなのが、4人以上で宿泊できる新感覚の宿、「seven x seven 糸島」。なかでも博多から車で約45分の糸島は海外のサーフリゾートのようにフォトジェニックで、親子旅には最適です。
家族が集まっての親子旅の穴場とも言えそうな、福岡の糸島。福岡空港や博多の街から約45分とアクセスも良く、バスも運行。博多の街とビーチリゾートの両方を満喫する旅も企画できそうです。
最高のサンセットを拝めると有名なのが、糸島のパームビーチです。まるでハワイやカルフォニアのサーフリゾートのようなおしゃれなカフェやショップが並び、記念撮影スポットも歩ける距離に点在。この物価高で、海外でのバカンスは難しくても、糸島ならば全国各地から、ひとっとびで行けそうです。
福岡空港行のフライトも多く、ローコストのLCCも多数、運航。空港から博多駅までは地下鉄で2駅、約5分、繁華街の天神駅までも5駅とアクセスは抜群です。前日は博多泊でラーメンやもつ鍋、ぎょうざなどの博多グルメを堪能し、英気を養ってからビーチに向かうのもいいですね。
離れて暮らす家族同士が福岡に集結し、夏休みを一緒に過ごすようなプロジェクトにぴったりな宿が、グループ旅に適した「seven x seven 糸島」です。
「seven x seven」はグループでの旅に適したホテルブランド。福岡県糸島以外にも沖縄県石垣島などで展開しています。ハイエンドでありながら、リーズナブルな価格での滞在が可能なのは客室のレイアウト。広々とした空間に効率よく収納やベッドが納められ、1室に4~8名滞在することができるので、一人当たりのコストが効率よくカットできるのです。さらには簡易キッチン、食器、ランドリーなど、快適に長期滞在できる設備も。バンクと呼ばれるタイプの部屋では寝室の空間を立体的に生かした2段ベッドを採用。これはなかなかのアイデア。グループ旅では同じ空間でおしゃべりをしながら過ごせて、修学旅行気分を味わえそうですね。
私が糸島で滞在したのは、一番コンパクトなカテゴリーの「スタンダードバンク」という6人部屋。総合面積が61㎡でそのうちバルコニーが13㎡という、外でも心地よく過ごせる設計です。4人、もしくは6人などのグループで宿泊すると、キッチン付きのラグジュアリーな部屋でも、1泊1人1万前後で滞在できるという仕組み。これはグループ旅にはぴったりです。食材を持ち込んで部屋の前のテラスでBBQができる、テラスバンクなどの部屋もあります。
それぞれの家族が集まる、もっと大きな単位でのグループ旅にもおすすめです。スイートのカテゴリーには広々としたリビングで、ルーフトップ付き、ジャグジー付き、ビューバス付きなど様々なタイプがあるので、一緒に滞在する家族の誰かがそういうスペシャルな部屋をキープするのもアイデアです。ルーフトップに集合し、みんなで夜空観測、なんてロマンチックなアクティビティも可能に…! また、コンセプチュアルのカテゴリーには、お布団で寝るジャパニーズモダンな部屋や愛犬とともに滞在できるペットが遊べる人工芝テラス付きのタイプもあり、ニーズに合わせて選べます。兄弟家族があつまってのファミリー旅行ならば、子供たちだけの部屋などをつくっても、お泊り会のようで楽しいかもしれませんね。
また、推し活旅としても需要が高そう。糸島に滞在し、映像を見ながら推し仲間と盛り上がった後に、博多でのライブへ、などプランニングは自由。4人以上集まれば、ビジネスホテルに宿泊する予算で、リゾートを満喫できるのです。
「seven x seven 糸島」には思わず撮影したくなるフォトスポットもたくさん。まずは海を見渡せるフロント前のラウンジに圧倒されます。デイベッドでくつろげる絶景テラスでは暮れゆく夕陽をゆったりと眺められます。日が暮れたら焚火を囲むなど、あらゆる場所が写真に収めたくなるほどフォトジェニック。
館内以外にも、目の前のビーチや、羽が描かれた壁や大きなパームビーチのロゴ看板など、人気のフォトスポットが点在しています。観光地として人気の、二見ケ浦に浮かんだ白い鳥居や夫婦岩などの観光地も徒歩圏内。おしゃれなカフェも多く、お散歩にも最適。撮影旅行という目的にもぴったりなビーチです。
なかでもサンセットは格別で、日没のベストショットをどこで撮るかはよく相談していたほうがいいかもしれません。海外沿いのビーチカフェサンセットの東屋も絶好の撮影スポットですし、ビーチを歩くのもおすすめです。オレンジ色の光に包まれるホテル内のテラスやラウンジは感動的で、日が沈むその瞬間にどこにいるべきか、本当に迷ってしまいます。
「seven x seven」ブランドのもうひとつの特徴は、スタイリッシュなサウナ施設です。どの施設も水着着用で、男女ともに入れるサウナや温浴施設があり、たとえば糸島の施設では、20mのプールに水風呂のようにつかり、整うことができます。リニューアル後、開放されたこの施設はまだあまり知られていないのか、貸切りのように独り占めできるタイミングも。
その地の旬の食材を堪能する美食体験も「seven x seven」ブランドならでは。地元の素材をイタリアンやスパニッシュに生かしているので、どんな世代でも楽しめるのです。糸島のラウンジレストランは小上がりになっている土足禁止のスペースもあるのでリラックスして食事ができます。ディナーもユニークで、水 / Water、火 / Fire、土 / Earthとそれぞれのエレメントを表現した4品のタパスによるシェアコースです。私は海の恵み、水 / Waterのエレメントを選択。カルパッチョやフリット、ブイヤベース、モズクの素蕎麦の4品で6600円。2、3人でシェアできるボリュームなのでコスパもよし。グランドメニューからピザやパスタなどを選んで、〆にするのもいいですね。
それぞれのエレメントから着想を得た華やかなカクテルや、ノンアルコールのモクテルもあるので、サンセットやバータイムも楽しめます。
こんなにハイエンドなリゾートでも、グループで滞在し、シェアスタイルのディナーを選べば、旅費をおさえられるなんて、うれしい発見です。今まで、大人数での滞在というと、合宿所やドミトリーのような機能優先の施設ばかりでしたが、「seven x seven」が提案するラグジュアリー×グループ旅という発想の転換により、現実的な予算での非日常な体験が可能になりました。
「seven x seven」のスタイルをベースにしつつ、よりそれぞれのニーズにあわせて旅を「編集」できるスタイルが「edit x seven」ブランドです。グループ旅に最適な2段ベッドのバンクスタイルの部屋もあるのですが、通常のツインやダブルなども充実しています。「edit x seven」は富士山が絶景の御殿場と瀬戸内海小豆島にあり、いずれも洗練されたサウナ施設が自慢。「edit x seven 瀬戸内」には、瀬戸内海を見渡すパノラマビューのサーマルサウナがあり、ここでも水着着用なので男女関係なく、一緒に入り、ゆったり過ごせて、グループで行ってもカップルでもフィットする自由さがあります。ディナーも人気のスパニッシュレストラン「edén」によるシェアスタイル。スタイリッシュだけれどカジュアルという絶妙さがありました。
グループ旅をより豊かに、より自由に。ラグジュアリーな旅をスマートにコストダウン。そんな新しい旅のスタイルを描ける宿で、自分だけの旅をクリエイトしましょう。
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著者:間庭典子(まにわのりこ)
中央線沿線の築30年以上の一軒家に後期高齢者の両親と同居する50代独身フリーランス女子。婦人画報社(現ハースト婦人画報社)「mc Sister」編集者として勤務後、渡米。フリーライターとして独立し、女性誌など各メディアにNY情報を発信し、「ホントに美味しいNY10ドルグルメ」(講談社)などを発行。2006年に帰国し、現在は日本を拠点に、旅、グルメ、インテリア、ウェルネスなど幅広いテーマの記事を各メディアへ発信。旅芸人並みのフットワークを売りとし、出張ついでに「研修旅行」と称したリサーチ取材や、さびれた沿線のローカル列車で進む各駅停車の旅を楽しむ。全国各地の肴を味わえる地元の居酒屋やスナックなどの名店を探すソロ活動も大好き。